女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は24日、シングルス2回戦が行われ、
森田あゆみ(日本)は第6シードで元世界ランク1位の
J・ヤンコビッチ(セルビア)に4-6, 1-6のストレートで敗れ、大会初の3回戦進出とはならなかった。
この試合、世界ランク62位の森田あゆみは同10位ヤンコビッチの強烈なストロークに対し、カウンターを決めるなどで観客を沸かせたが、トップ10の力を見せつけられる結果となった。
その他の日本勢では、
クルム伊達公子(日本)は第12シードのS・ストザーと2回戦で対戦する。
また、
土居美咲(日本)は第15シードの
S・キルスチャ(ルーマニア)に敗れ2回戦敗退、予選2試合を勝ち抜き本戦出場を果たした
尾崎里紗(日本)は1回戦で格上のS・ポンに完敗、全米オープンで活躍した
奈良くるみ(日本)は初戦で逆転負けを喫した。
一方、森田あゆみに勝利した28歳のヤンコビッチは、2008年の全米オープンで準優勝を飾っており、世界ランキングでは同年の8月に世界1位へのぼりつめていた。これまでのツアー大会では13度の優勝を飾っているが、未だグランドスラムでのタイトル獲得には至っていない。
3回戦でヤンコビッチは、第9シードの
S・スティーブンス(アメリカ)をフルセットで破った
E・ブシャール(カナダ)と対戦する。
■関連記事■
《クルム伊達が日本勢トップへ<世界ランキング>》《土居美咲、課題は「次につなげられるサーブ」<東レPPO>》《クルム伊達、思わぬ形で3年ぶり初戦突破<東レPPO>》《「勝つ想像はしていなかった」森田あゆみ、腰の怪我あるも割り切るテニス<東レPPO>》《悔しさいっぱいの尾崎里紗「半分の力も出せなかった」<東レPPO>》■関連動画■
《歴代のスター選手が集結、WTA女子ツアー設立40周年パーティー(前編)!WTA女子ツアーマガジン Vol.7》