女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は22日、シングルス1回戦が行われ、
M・バーテル(ドイツ)を6-3, 6-1のストレートで破った元世界ランク1位の
V・ウィリアムズ(アメリカ)が試合後の会見で語った。
「ここに戻ってこれて、とても嬉しい。全米オープンが終わってから、ここに戻って来る事をずっと楽しみにしていた。東京に来れていなかったのは、健康上の理由だった。」
「多くのインスピレーションを東京から受ける。特に東京のファッション、インテリアや建築の分野も素晴らしいと思う。東京との文化の違いを認識する事で、私自身も今までになかった考え方をする事が出来る。」
初戦を突破したヴィーナスは、2回戦で第1シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する事が決まった。
「彼女(アザレンカ)が
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦した時もワクワクしながら見ていた。全米オープンでいいプレーしていたのも見た。トップと対戦する事は楽しみ。私も多くの経験を積んできたプレーヤーだから、1つ1つ勝って、次につなげていくつもり。」と、アザレンカ戦に向けての意気込みを語った。
元世界ランク1位のヴィーナスは現在62位としており、早い段階で上位選手と対戦する事になってしまう。
「これまで多くの試合を経験してきた。特別な事はしなくても、どんな状況や試合であれ、それに対して準備出来ている。」
また、ファッションやデザインの仕事もしている事については「コートの上でエンジョイしている。それと同様に、コートを離れてデザインの仕事をする事も楽しい事。」と、話した。
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