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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、女子シングルス準々決勝が行われ、快進撃を続けているノーシードのF・ペネッタ(イタリア)が第10シードのR・ビンチ(イタリア)との同胞対決を6-4, 6-1のストレートで制し、自身初のグランドスラムでのベスト4進出を果たした。
数々の怪我に泣かされ、昨年は手首の手術を強いられたペネッタは、その後の苦しいリハビリを乗り越え、激しい練習とトレーニングを積み復帰。そして、過去3度のグランドスラムでベスト8進出している相性の良い全米オープンで自身初の準決勝進出を決めた。
「第1セットが終わった時に、もっと攻撃的なプレーを始めなければならないって悟った。そして、今日は有効的なサーブが打つ事が出来た。」
「怪我後、なかなか結果につなげられなかった。この2週間は、また自分自身を感じる事が出来て、どんどん良いプレーが出来るようになってきた。それに、ここニューヨークは自分にとって特別な街だし、観客だって特別。本当に驚きだし、とてもハッピー。単に信じられない気持ち。」
元世界ランク10位のペネッタは、子供の頃から知っているビンチについて「ロベルタ(ビンチ)との対戦は、とても難しい。ツアーでも親友と呼べる選手の1人と対戦するのは簡単ではない。でも、これが人生。ただ自分のテニスをする事に集中したら、全てが上手くいった。」と、語った。
「初めて知り合った時は、お互い若い時だった。はっきりした事は覚えていないけど、多くの時間をともに過ごしてきた。最初はそれほど仲良くはなかったけど、イタリアのフェドカップ・メンバーとしてずっと一緒にいたりしたから、段々親しくなっていった。それからずっと仲の良い間柄。」
「彼女のプレーは、才能を感じさせる。彼女のような選手はツアーで珍しい。独特なプレーをする。ほとんどの選手は、同じようにハードヒットを続けるけど、彼女は色んなショットを織り交ぜてくる。」
「ネットにも出てくるし、バックハンドも素晴らしい。それに人間的にも前向きな女性。暗闇でも常に灯りを求めるような人間。本当に素晴らしい女性。」
ペネッタはグランドスラム初の決勝進出をかけて、第2シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。この日アザレンカは、D・ハンチュコバ(スロバキア)を6-2, 6-3で下し、4強入りを決めた。
《全米オープン 対戦表》
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