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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、男子シングルス3回戦が行われ、T・スミチェク(アメリカ)はM・グラノジェルス(スペイン)に4-6, 6-4, 6-0, 3-6, 5-7の接戦の末に敗れた。これにより、1881年に全米オープンがスタートして以来、地元アメリカ人男子選手がシングルスでベスト16に進出しない初の事態となった。
今大会の本戦には、第13シードのJ・アイズナー(アメリカ)、第26シードのS・クエリー(アメリカ)、J・ブレイク(アメリカ)、J・ソック(アメリカ)、R・ハリソン(アメリカ)、R・ラム(アメリカ)、B・ベイカー(アメリカ)、D・ヤング(アメリカ)、S・ジョンソン(アメリカ)、D・クドラ(アメリカ)、M・ラッセル(アメリカ)、B・クラーン(アメリカ)、R・ウィリアムズ(アメリカ)、C・アルラトミラノ(アメリカ)、スミチェクのアメリカ勢男子全15選手が出場したが、4回戦を前に敗れる結果となった。
全米オープンで最後に地元選手がタイトルを獲得したのは2003年のA・ロディック(アメリカ)で、その時は決勝でJ・C・フェレーロ(スペイン)をストレートで破っての優勝だった。
33歳にブレイクは、今大会を最後に現役生活に幕を閉じた。
また、今月12日に発表された男子世界ランキングでも、40年に渡るATPランキング史上初となるトップ20にアメリカ人が1人もいなくなってしまう事態が起きていた。
これまでアメリカはJ・マッケンロー(アメリカ)、J・コナーズ(アメリカ)、J・クーリア(アメリカ)、P・サンプラス(アメリカ)、A・アガシ(アメリカ)、ロディックらが世界1位にのぼりつめている。
近年、2003年にサンプラス、2006年にアガシ、2012年にロディックと、アメリカ勢は地元全米オープンを最後に現役を引退している。
《全米オープン 対戦表》
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