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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)に第3シードで出場しているA・マレー(英国)が、近年のラケットの進化について語った。
「僕は同じ種類のラケットを11年使っているし、ガットも2004年にジュニアの大会で勝って以来同じものを使っている。確かにラケットやガットは進化しているけど、個人的な意見としてはこの10-15年はものすごい進化しているわけではないと思っているよ。」
「コーチが使っていた昔のラケットはフェイスも小さく、トップスピンを打つのが本当に難しい。確かに25年とか30年前からすると、ものすごい進化をしていると思うけど、この10から15年の間はそれ程の進化ではないと思っている。」
最近では、ウィンブルドンで大会7度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)がまさかの2回戦敗退後に、これまでは10年以上に渡り使用していたラケットフェイスが90平方インチのものから98平方インチで黒塗りのラケットを試していた。現在は元の90平方インチのラケットを使用している。
また、元世界ランク1位のP・サンプラス(アメリカ)は、以前ラケットについて「もっと良いプレーが出来たのではないかって感じているよ。全仏オープンでは、もっと大きなラケットを使うべきだったとも思う。」と、語っていた。
《全米オープン 対戦表》
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