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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は26日、女子シングルス1回戦が行われ、予選3試合を勝ち抜いた奈良くるみ(日本)がA・カダントゥ(ルーマニア)を6-2, 6-2のストレートで下し、大会初勝利を飾ると同時に、四大大会で2010年のウィンブルドン以来3年ぶり2度目の初戦突破を果たした。
試合後、奈良くるみは「攻撃の幅も広がってきた。」と、手応えを感じていた。
この試合、奈良くるみは76パーセントの確率でファーストサーブを入れて自身のサービスゲームでリズムを作り、ファーストサーブ時に65パーセント、セカンドサーブ時には64パーセントの確率でポイントを獲得した。
また、カダントゥに2度のブレークを許すも、それを上回る6度のブレークに成功した奈良くるみは、1時間2分で勝利した。
「本当にすごく嬉しいです。初戦突破を目標にやってきた。ここまで来たからには、頑張りたいと思います。」と奈良くるみは、今後への意気込みを語った。
奈良くるみは全米オープンでは予選2回戦進出が自己最高の成績だった。また、グランドスラムでは2010年のウィンブルドンで予選3試合を勝ち抜き、本戦ではN・リー(中国)との2回戦へ駒を進めていた。
2回戦で奈良くるみは、第19シードのS・キルスチャ(ルーマニア)と対戦する。
その他の日本勢では、第11シードの錦織圭(日本)とクルム伊達公子(日本)は初戦敗退、森田あゆみ(日本)は第4シードのS・エラーニ(イタリア)と対戦する予定だったが、腰の痛みにより棄権を申し入れた。
予選3試合を勝ち抜いた添田豪(日本)は1回戦で元世界ランク8位のM・バグダティス(キプロス)、土居美咲(日本)は第7シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)とそれぞれ1回戦で顔を合わせる。
《全米オープン 対戦表》
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