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26日に開幕する今年最後のグランドスラムとなる全米オープン女子シングルス対戦表が発表され、クルム伊達公子(日本)は1回戦で、ツアー初対戦となる世界ランク71位のP・オルマエチェア(アルゼンチン)と対戦することが決まった。
1度は引退したものの、2008年に現役復帰し過去12度の全米オープンを経験する42歳のクルム伊達が、自身のブログで苦悩していることを明かした。
「アキレス腱の張りを感じ、昨日、今日と会場へも行かずほぼ部屋で過ごしていました。」
「この2日間.....自分でもどうしたらいいのか?どうしていつもグランドスラムのこの時期に.....何もかも冷静に受け止めることも出来ず。考えることすらできなかった。」
最後に「マイペースにはなりますが今日よりは1歩前に進んでみます。」と綴り、13度目の全米オープンに挑む決意を固めている。
そのクルム伊達は7月のウィンブルドンで、オープン化以降最年長となる3回戦進出を果たした。
女王S・ウィリアムズ(アメリカ)に圧倒されウィンブルドンを終えたクルム伊達だったが、大会を通じて確かな手応えを感じていた。
その後ハードコートシーズンに突入し北米に拠点を追いたクルム伊達は、久々の公式戦となったITFサーキットのバンクーバー大会でベスト8を果たすも、本調子では無い様子で、その後に行われたWTAプレミア大会のW&Sオープンでも力を発揮できず予選2回戦敗退を喫している。
今シーズン怪我に悩まされながらも戦い続け、シングルスで17勝16敗、ダブルスで22勝9敗の成績を残しているクルム伊達の姿は、テニスファンのみに留まらず、世界中が注目している。今年最後のグランドスラム、全米オープンもシングルスとダブルスで出場を予定しているクルム伊達公子、その活躍に期待がかかる。
その他の日本女子勢では、本戦スタートとなった森田あゆみ(日本)が第4シードのS・エラーニ(イタリア)と、土居美咲(日本)は第7シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)と、どちらも強豪と1回戦で対戦することとなっている。
《全米オープン 対戦表》
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