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女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(アメリカ/トロント、ハード)は大会初日となった5日にシングルス1回戦11試合が行われ、ラッキー・ルーザーで本戦出場となった森田あゆみ(日本)がV・レプシェンコ(アメリカ)に3-6, 1-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。
今大会の予選最終となる2回戦でP・マルティッチ(クロアチア)に6-1, 4-6, 0-6の逆転で敗れ本戦入りを逃していた森田あゆみだったが、第2シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が腰の怪我を理由に欠場、そしてL・ロブソン(英国)が手首の怪我を理由に急遽欠場を申し出たため、森田あゆみが思わぬ形で本戦入りを決めていた。
森田あゆみはファーストサーブの成功率が50パーセントと不調で、レプシェンコに試合を通じて5度のブレークを許す。急遽本戦出場が決まったためか、森田あゆみは1度のブレークを成功させるも1時間7分のストレートで敗れた。
両者の対戦はこれまで1勝1敗のイーブンだったが、レプシェンコが勝ち越しを決めた。また、前回の対戦は5年前の今大会シングルス予選最終で、その時もレプシェンコが森田あゆみを6-3, 5-7, 6-2のフルセットで下していた。
森田あゆみと同じくラッキールーザーでの出場を果たしたB・マテック=サンズ(アメリカ)だったが、Y・ウィックマイヤー(ベルギー)に4-6, 6-2, 4-6と惜しくも初戦敗退を喫している。
第10シードのR・ビンチ(イタリア)はJ・ゴルゲス(ドイツ)から2-6, 6-4, 6-3となる逆転勝利をものにし、第14シードのS・スティーブンス(アメリカ)はK・ムラデノヴィック(フランス)を6-2, 7-6 (7-5)のストレートで順当に2回戦進出を決めた。
今大会のシングルス上位シード選手には、第1シードに女王S・ウィリアムズ(アメリカ)、第3シードにA・ラドワンスカ(ポーランド)、第4シードにN・リー(中国)、第5シードにエラーニ、第6シードに昨年覇者のP・クヴィトバ(チェコ共和国)、第7シードに全英女王のM・バルトリ(フランス)、第8シードにA・ケルバー(ドイツ)、第9シードにC・ウォズニアキ(デンマーク)となっている。
上位シード8選手は1回戦が免除されており、2回戦が初戦となる。
なお、今大会出場を予定していたM・シャラポワ(ロシア)はウィンブルドン2回戦で痛めた腰の怪我が治らず出場を見送っている。
《ロジャーズ・カップ女子 対戦表》
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この日行われた試合結果は以下の通り。
●ジェン・ジー(中国) vs. ○M・バーテル(ドイツ), 7-6, 3-6, 6-7
○F・ペネッタ(イタリア) vs. ●U・ラドワンスカ(ポーランド), 6-3, 3-6, 6-2
●J・セペロヴァ(スロベニア) vs. ○D・チブルコワ(スロバキア), 5-7, 4-6
○Y・ウィックマイヤー vs. ●B・マテック=サンズ, 6-4, 2-6, 6-4
○S・キルスチャ(ルーマニア) vs. ●O・サウチュック(ウクライナ), 6-2, 6-3
●A・リスケ(アメリカ) vs. ○K・ベルテンス(オランダ), 4-6, 6-1, 3-6
○R・ビンチ(10) vs. ●J・ゴルゲス, 2-6, 6-4, 6-3
●森田あゆみ vs. ○V・レプシェンコ, 3-6, 1-6
○K・ザコパロバ(チェコ共和国) vs. ●L・サファロバ(チェコ共和国), 5-7, 6-3, 6-1
○S・スティーブンス(14) vs. ●K・ムラデノヴィック, 6-2, 7-6
●C・ザオ vs. ○A・パブリュチェンコワ(ロシア), 1-6, 3-6
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