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8月5日に開幕する女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/トロント)に出場を予定していた世界ランク2位のM・シャラポワ(ロシア)が、腰の怪我を理由に欠場することを発表した。
シャラポワは、6月に行われたウィンブルドン2回戦でM・ラシェル・デ・ブリートとの試合中に転倒し、臀部を痛めていた。そのウィンブルドンで9年ぶりの優勝を狙っていたシャラポワだったが、ラシェル・デ・ブリートにストレートで敗れ、大会3日目にして姿を消す波乱に見舞われた。
その怪我の影響から先週行われたバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード)も欠場したシャラポワは、次に出場を予定していた大会も欠場することを余儀なくされ、1ヶ月半以上もの間コートに姿を見せないこととなる。
欠場について、シャラポワは「来週トロントでプレーすることが出来なくて、とてもがっかりしているわ。今年の大会の中で最も重要な大会の1つ。カナダのファンの前で、万全な状態でコートに戻って来られることを楽しみにしていたのに。残念なことだけど、まだ回復していないの。」と、残念そうにコメントしている。
また、コーチであったトーマス・ホグステッド氏が退任し、新しいコーチにJ・コナーズ(アメリカ)を招き入れたばかりのシャラポワは、今年最後のグランドスラムとなる全米オープンに向けて、約1カ月間での調整が不安視される。
なお、ロジャース・カップ女子にはS・ウィリアムズ(アメリカ)、A・ラドワンスカ(ポーランド)、S・エラーニ(イタリア)、N・リー(中国)、A・ケルバー(ドイツ)、P・クヴィトバ(チェコ共和国)、C・ウォズニアキ(デンマーク)らが出場者リストとして名を連ねている。昨年は当時世界ランク6位のクヴィトバが決勝で同11位のリーを7-5, 2-6, 6-3で下し、北米大会での初優勝を飾っていた。
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