- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

最後は強烈サーブ叩き込んだクヴィトバが優勝◇ロジャーズ・カップ女子

女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/モントリオール、賞金総額216万8400ドル、ハード)は月曜日に決勝を行い、第5シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)が第10シードのN・リー(中国)を7-5, 2-6, 6-3の接戦の末下し、今季初優勝と同時に北米大会での初優勝を飾り、優勝賞金38万5000ドルを手にした。

今大会直前、4年に1度のスポーツの祭典であるオリンピックがイギリスのロンドンで開催されていたため、通常月曜日から日曜日まで行われる大会を、火曜日にスタートして月曜日までとし、1日ずらして行われた今大会。月曜日の夜の決勝戦ながら、会場は満員の観客で埋め尽くされていた。

試合はクヴィトバのサーブで始まった。しかし、ダブルフォルトに苦しむクヴィトバはリーに第3ゲームでいきなりブレークを奪われリードを許すも、第6ゲームでブレークバックする。そして第8ゲームでもブレークに成功したクヴィトバはゲームカウント5-3とリード。

しかしクヴィトバは続くサービング・フォー・ザ・セットでイージーミスを犯し、再びブレークをリーに許してしまい、ラケットを叩きつけるなどイライラを募らせた。ゲームカウント5-5、第11ゲームでクヴィトバは0-40のピンチを切り抜けると、続くリーのサービスゲームで5度目のセットポイントをものにし、1時間2分で第1セットを先取する。

接戦の末に第1セットを落としたリーだったが、第2セットの第1ゲームのクヴィトバのサービスゲームをラブゲームでブレークするなど、何と16ポイント連取する猛攻を見せ、一気にゲームカウント4-0とリードする。

第5ゲームを何とかキープしたクヴィトバだったが、奪われた流れを引き戻す事は出来ず、リーが6-2とわずか32分で第2セットを取り返し、勝負の行方は第3セットへと持ち越された。

勝敗を決める第3セットは両者サービスキープで始まったが、試合の主導権を握ったのはクヴィトバだった。クヴィトバはゲームカウント3-2リードからの第6ゲームでリーのサービスゲームをブレークし、続く自身のサービスゲームをしっかりキープ、ゲームカウント5-2とリードを広げた。

続くゲームはリーにサービスキープされるも、ゲームカウント5-3からのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップでクヴィトバは、40-15とマッチポイントを握る。最後は強烈なサーブを叩き込み、リーのリターンが弾かれてゲームセット。2時間16分の接戦を制したクヴィトバは、今季初で自身8度目の優勝を飾った。

「第1セットはとても厳しい展開で、どのゲームも接戦だった。ちょっとした幸運もあってそのセットを取る事が出来た。第2セットは彼女(リー)が本当に良いプレーをして、攻撃的だったしミスもほとんどしなかった。」と試合を振り返るクヴィトバ。

「第2セットと第3セットの間でロッカーへ戻ってウェアを着替えている時に、自分の方から先に攻撃しなければならないって言い聞かせたの。そして第2セットより早い展開でプレーしなければって。また、ファーストサーブの確率も上げる必要があるって感じていたの。」と勝敗を決める第3セットへ臨む時の心構えと、勝利への強い気持ちを語っていた。

敗れたリーは、昨年の全仏オープンでアジア人女性として初めてグランドスラム優勝を飾るなど、直後に自己最高位の4位を記録。今季は5位からシーズンをスタートさせたが、その全仏オープンでは4回戦、その後のウィンブルドンでも2回戦、ロンドンオリンピックでは初戦敗退と下降線をたどっており、ランキングも11位とトップ10から転落していた。

「今日は彼女(クヴィトバ)が良いプレーをしたとしか言えないわ。それでもオリンピックが終わって初めてのハードコートの大会でここまで勝ち残れた事は前向きに受け止めたい。来週からは新しいコーチが就いてくれる事になっているから、アメリカでのハードコート・シーズンの良いスタートが切れたと思う。」とリーは、敗戦ながら明るくコメントしていた。

今回の準優勝で再びトップ10へ返り咲きを果たし、昨年は初戦敗退を喫していた全米オープンで、今年は巻き返しを図りたい。

両者は今週アメリカのオハイオ州シンシナティで開催されるW&Sオープンへも出場し、全米オープンへの調整を続ける。

(2012年8月14日16時45分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月6日

「両足が痙攣」激闘の末に準V (12時07分)

大坂なおみ 24上げて173位浮上 (11時05分)

ビッグカップルが交際に終止符 (10時05分)

元世界8位が来年限りで引退 (9時04分)

4連敗不調からのマスターズ制覇 (8時06分)

5月5日

マドリッドOP 新王者誕生へ (22時41分)

内島萌夏 第1シード撃破しV (21時26分)

アルカラス21歳に BIG3と比較 (19時06分)

「女子テニスは退屈」まだ言える? (17時38分)

錦織圭&全豪Jr王者の坂本怜が練習 (16時13分)

初中~中級 男子シングルス大会開催 (15時23分)

全チーム賞金獲得!団体戦開催 (15時23分)

内田海智 通算2度目の複V (15時02分)

2000年代生まれで男女初の20勝目 (12時39分)

シングルス主戦場の2人が複制覇 (11時32分)

世界2位&3位が負傷で欠場 (10時05分)

2連覇逃し準Vも「ポジティブ」 (9時27分)

死闘の末リベンジ果たし20度目V (8時28分)

錦織圭 6日開幕チャレンジャー欠場 (7時20分)

5月4日

内島萌夏 逆転勝ちで決勝進出 (14時54分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦 会場入り (12時14分)

ガスケ 第1シード撃破も4強ならず (11時03分)

苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (9時41分)

前代未聞 3試合で相手棄権し決勝へ (8時31分)

マスターズ5度目の決勝進出 (7時33分)

【動画】21歳となったアルカラスのスーパープレー集、ナダルやジョコビッチとの対戦も (0時00分)

【動画】頂上決戦!シフィオンテクvsサバレンカ 異次元の戦い (0時00分)

5月3日

清水悠太 7時間待機も雨天順延 (22時51分)

アルカラス 全仏OP前哨戦を欠場 (20時58分)

大坂なおみ 小雨の中クレーで調整 (20時00分)

負傷で今後に暗雲「MRIで確認を」 (19時04分)

世界21位 チャレンジャー初戦敗退 (17時30分)

「ビッグ3との対戦成績を聞くと...」 (16時26分)

連覇かリベンジか 決勝は頂上決戦に (15時18分)

マドリッド4強 誰が優勝でも初制覇に (14時09分)

相手棄権で4強も「苦しんでいるのを見るのは…」 (12時11分)

昨年女王が逆転勝ち 連覇に王手 (10時29分)

2年連続決勝へ 昨年のリベンジなるか (9時00分)

メド途中棄権 4強に上位4シード不在 (7時31分)

望月慎太郎 第3シードに善戦も敗退 (2時30分)

【1ポイント速報】西岡良仁&望月慎太郎 2回戦 (1時40分)

西岡良仁 激闘の末敗れ8強ならず (1時37分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!