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女子テニスツアーのサザン・カリフォルニア・オープン(アメリカ/カールスバッド、ハード)は31日、ダブルス1回戦が行われ、D・ハンチュコバ(スロバキア)とのペアで6年ぶりの公式戦に登場し現役戦を勝利で飾った元世界ランク1位のM・ヒンギス(スイス)は、シングルスでの復帰は考えていないと話した。
「シングルスでの復帰はない。シングルスは、全く別の世界。毎年出場しているワールド・チーム・テニスでさえ厳しいもの。そこでは1セットマッチなのに、試合をした翌日の朝は、本当に一苦労。」
「試合でプレーするのは簡単に見えるかもしれないけど、その影には大変な努力が必要なの。6時間から8時間の練習とトレーニングが必要。それに年齢を重ねると、より回復に時間を要すわ。」
「17歳の頃は、本当に簡単だった。でも、今はほぼ2倍の年齢。残念ながら私は1試合か2試合に勝って、次で負けるような状態で大会に出たいと思う人間ではないの。今現在では、シングルスでの復帰はないわね。」
シングルスとダブルスで世界ランク1位となったヒンギスは、2003年にわずか22歳の若さで引退。その後に復帰するも、2007年11月に2度目の引退をした。
2007年9月以来となる公式戦の舞台に立った元女王のヒンギスは、グランドスラムのシングルスで5度、ダブルスでは9度の優勝を飾っている。また、通算ではシングルスが43、ダブルスは37のタイトルを獲得している。さらに、世界女王の座は209週間維持した。
ヒンギス/ ハンチュコバ組は準々決勝で、第3シードのR・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/ A・スピアズ(アメリカ)組と対戦する。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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