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男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、賞金総額77万9665ユーロ、芝)は13日に、前日2回戦の途中で試合が順延となった第1シードのA・マレー(英国)が2回戦を再開し、N・マウー(フランス)を6-3, 7-6 (7-4)で、その後行われた3回戦でもM・マトセビッチ(オーストラリア)を6-2, 6-2のストレートで下し8強入りを果たした。
今大会、上位8シード選手は1回戦が免除されているため、2回戦が初戦だったマレーは「2回戦では、芝のコートとしてはとてもハイレベルな試合内容だった。彼(マウー)は素晴らしいボレーを見せていたよ。ボールを沈めても上手く返球して来たんだ。接戦となった第2セットのタイブレークの大切なポイントで、最高のパッシングショットを決める事が出来たんだ。」と2回戦を振り返っていた。
この試合は前日にスタートしていたが、悪天候のためスケジュールが崩れる中、第1セットをマレーが先取して、第2セットではゲームカウント2-2となったところで雨が強くなり日没を迎えこの日へと順延となっていた。
「でも午後になって風が強くなって、3回戦ではなかなか思うようなプレーが出来なった。しっかりボールをヒット出来なくて、ラインを狙ってショットを打つ事が出来なかった。だからミスの少ないテニスをするようにしたのさ。」と、環境が変わりながらもしっかり対応して勝利を手にした事を明かしていた。
マレーは準々決勝で、第7シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)を7-6 (7-5), 7-5で倒す金星を飾ったB・ベッカー(ドイツ)と対戦する。
今大会の優勝賞金は8万6300ユーロ。
【大会5日目スケジュール】
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この日行われた試合結果は以下の通り。
【2回戦】
●J・ベネトー(フランス)(11) vs. ○F・ロペス(スペイン), 6-7, 4-6
○JW・ツォンガ(フランス)(4) vs. ●E・ロジェ=ヴァセラン(フランス), 6-3, 6-7, 6-3
●D・イストミン(ウズベキスタン)(14) vs. ○I・セイスリン(オランダ), 6-7, 1-6
○A・マレー(1) vs. ●N・マウー, 6-3, 7-6
【3回戦】
●S・クエリー(アメリカ)(6) vs. ○L・ヒューイット(オーストラリア), 7-5, 3-6, 4-6
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(2) vs. ●G・ゼミヤ(スロベニア)(16), 6-3, 6-4
○D・クドラ(アメリカ) vs. ●K・ド=シェッパー(フランス), 6-1, 6-3
○J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(3) vs. ●D・エヴァンス(英国), 6-0, 6-3
○M・チリッチ(クロアチア)(5) vs. ●F・ロペス, 4-6, 7-6, 7-5
●A・ドルゴポロフ(7) vs. ○B・ベッカー, 6-7, 5-7
○JW・ツォンガ(4) vs. ●I・セイスリン, 7-5, 5-7, 6-3
○A・マレー(1) vs. ●M・マトセビッチ, 6-2, 6-2
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