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男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝)は10日に開幕し、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)がM・ラッセル(アメリカ)を4-6, 6-1, 6-3の逆転で下し初戦突破を果たした。
「あまりサーブの調子が良くなかったって感じているんだ。スタートでは良いリズムが作れなかった。それにまだあまり試合が行われていないから、ボールがちょっと弾んでいたんだ。それが彼(ラッセル)のプレーに合っていたと思う。彼は常に相手を倒してやろうと言う気持ちを持って戦う選手なんだ。あまり自分のプレーをさせてくれなかった。それでも徐々に良いリズムが掴めて勝つ事が出来た。」
このように語る32歳のヒューイットは、今大会は2000年から2002年までの3連覇と2006年に4度目の優勝を飾るなど相性の良い大会。2001年の全米オープンで優勝し世界ランク1位に上り詰めたヒューイットは、翌2002年には今大会の優勝後にウィンブルドンも制し、世界の頂点に君臨していた。
ヒューイットは今季2度目の2回戦突破を目指し第10シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。成長著しい22歳のディミトロフはこの日、D・セラ(イスラエル)を4-6, 6-2, 7-6 (7-4)の接戦の末に下しての勝ち上がりとなっている。
今大会は上位8シード選手が1回戦を免除されており2回戦から登場する。第1シードにはA・マレー(英国)、第2シードにT・ベルディフ(チェコ共和国)、第3シードにJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第4シードにJW・ツォンガ(フランス)、第5シードにM・チリッチ(クロアチア)、第6シードにS・クエリー(アメリカ)、第7シードにA・ドルゴポロフ(ウクライナ)、第8シードにK・アンダーソン(南アフリカ)と続く。
今大会の優勝賞金は8万6300ユーロ。
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この日行われた試合結果は以下の通り。
○B・パイユ(9) vs. ●J・ベイカー(英国), 7-5, 6-2
○G・ディミトロフ(10) vs. ●D・セラ, 4-6, 6-2, 7-6 (7-4)
●G・ペラ(アルゼンチン) vs. ○D・エヴァンス(英国), 3-6, 1-6
●F・デルボニス(アルゼンチン) vs. ○D・クドラ(アメリカ), 0-6, 3-6
○S・ヒラルド(コロンビア) vs. ●J・レヴィン(アメリカ), 6-4, 6-4
○A・ベデネ(スロベニア) vs. ●P・H・マチュー(フランス), 7-6 (7-5), 6-3
●G・ガルシア=ロペス(スペイン) vs. ○X・マリス(ベルギー), 4-6, 7-5, 4-6
○I・ドディグ(クロアチア) vs. ●J・ワード(英国), 6-7 (8-10), 7-6 (7-2), 7-6 (7-2)
●F・ニールセン(デンマーク) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 5-7, 2-6
○L・ヒューイット vs. ●M・ラッセル, 4-6, 6-1, 6-3
●伊藤竜馬(日本) vs. ○I・セイスリン(オランダ), 3-6, 5-7
○T・デ=バッカー(オランダ) vs. ●I・ボゾリャック(セルビア), 6-2, 7-6 (7-5)
●G・ルファン(フランス) vs. ○E・ロジェ=ヴァセラン(フランス), 7-6 (7-1), 5-7, 6-7 (5-7)
●E・コリエ vs. ○S・スタコフスキ(ウクライナ), 4-6, 6-7 (1-7)
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