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ナダル「覚悟は出来ていた」、4時間37分で王者下す<全仏オープン>

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は7日、男子シングルス準決勝が行われ、史上初大会8度目の優勝と2度目の4連覇を狙う第3シードのR・ナダル(スペイン)が第1シードで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を6-4, 3-6, 6-1, 6-7 (3-7), 9-7の激闘の末に下し、決勝進出を果たした。

両者35度目の対戦となったこの試合、ナダルは61本のウィナーを決めて、ジョコビッチのサービスゲームでは16度のブレークチャンスから8度のブレークに成功した。凡ミスの数は、ナダルの44に対し、ジョコビッチは75だった。

最後のゲームとなった第5セットの第16ゲーム、1ポイント目でジョコビッチはスマッシュのミスを犯した。その後、ナダルはネットに出るジョコビッチに対し、バックハンドの華麗なパッシングショットを決めるなどでジョコビッチのサービスゲームをブレークし、試合に幕が降りた。

ナダルは、今年のモンテカルロ・マスターズ決勝でジョコビッチに敗れ、史上初の大会9連覇を阻止されていた。

4時間37分の大激闘を制したナダルは、試合後「今年ではないけど、いつか彼(ジョコビッチ)はここで優勝すると思う。」と、ジョコビッチへのコメントをした。

今回の勝利で全仏オープンでの戦績を58勝1敗とした事については「ここは特別な場所。センターコートの皆さん、僕を応援してくれて感謝している。このセンターコートでの試合は、いつも特別な瞬間。」と、ナダル。

この試合、ナダルは第4セットの第11ゲームでジョコビッチのサービスゲームをブレークし、第12ゲームでは自身のサービスゲームをキープすると勝利というサービング・フォー・ザ・マッチのゲームを迎える。しかし、土壇場でジョコビッチにブレークバックをされてしまった。

第4セットの第12ゲームについて、ナダルは「風と戦ってサーブを打っていた。決して、すぐに勝利するとは思っていなかった。だから、覚悟は出来ていた。」

また、ナダルは第5セットで先にジョコビッチにブレークを許し、苦しい展開を強いられた。だが、第8ゲームでジョコビッチがスマッシュを打った後ネットに触ってしまうアクシデントなどで、ナダルは息を吹き返しブレークバックに成功、ゲームカウント4-4とした。

リードされた第5セットについては「ノヴァークはファイターだし、こんな展開になると思っていた。」と、ナダルは試合前から長期戦になる事を想定していた。

ナダルとジョコビッチは、昨年の全豪オープンで史上最長となる5時間53分という死闘を繰り広げていた。ナダルは「昨年の全豪オープンでも僕らは激闘を披露したし、僕らの戦いはこれからも続くでしょう。」と、コメント。

勝利したナダルは決勝で、第4シードのD・フェレール(スペイン)と第6シードのJW・ツォンガ(フランス)の勝者と対戦する。全仏オープン8度目の優勝に向けて、ナダルは「ツォンガとフェレールは1セットも落とさずに準決勝まで勝ち進んでいるから、素晴らしい戦いになるでしょう。」と、決勝戦について語った。

昨年のウィンブルドン2回戦でL・ロソル(チェコ共和国)にまさかの敗戦を喫したナダルは、その後は膝の怪我により7カ月間にも及ぶツアー離脱を余儀なくされた。

そして、今年2月に復帰したナダルは、今季出場(全仏オープン含め)した9大会全てで決勝進出を果たした。さらに、そのうち6大会で優勝を飾る活躍をみせている。

スペインのテニスファンに向けて、ナダルは「怪我に悩んで辛かった時、スペインの皆さんが僕を応援してくれた。スペイン人である事を誇りに思う。スペインのテニスファン、そしてテニスファンの皆さんが応援してくれた事は大きな力になった。」と、感謝の念を述べた。

一方、ジョコビッチが全仏オープンで優勝した場合、キャリア・グランドスラム達成となったが、準決勝でナダルに阻まれた形となった。また、両者は昨年の今大会決勝でも顔を合わせナダルが勝利したため、ジョコビッチは2年連続でキャリア・グランドスラムをナダルに阻止される結果となった。

全仏オープンでナダルに唯一勝利しているのは、2009年4回戦時のR・ソデルリング(スウェーデン)だけである。

今大会でナダルは1回戦でD・ブランズ(ドイツ)、2回戦でM・クリザン(スロバキア)、3回戦で第27シードのF・フォニュイーニ(イタリア)、4回戦で第13シードの錦織圭(日本)、準々決勝で第9シードのS・ワウリンカ(スイス)、そして準決勝でジョコビッチを破り決勝進出を決めている。

また、第13シードで出場した錦織は、4回戦でナダルに敗れ「やはりナダルは強かった。彼(ナダル)の重いボールをバックに集められると想像以上にきついものがありました。」と、コメントしている。

《全仏オープン2013 男女対戦表》

《全仏オープン2012 男女対戦表》

《全仏オープン2011 男女対戦表》


■関連記事■

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■関連動画■

《ナダルとフェデラーが30回目の対決!ATP男子ツアーマガジン Vol.172》

《錦織がフェデラーから大金星!ATP男子ツアーマガジン Vol.171》

《ナダル9連覇達成か、王者ジョコビッチか!?ATP男子ツアーマガジン Vol.168》

(2013年6月8日3時02分)

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