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男子テニスツアーのパワー・ホース・カップ（ドイツ/デュッセルドルフ、レッドクレー）は２３日、シングルス準々決勝が行われ、第３シードのＪ・モナコ（アルゼンチン）がＴ・カムケ（ドイツ）を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト４進出を決めた。

世界ランク１９位のモナコは、同７７位のカムケに１度もブレークチャンスを与えない安定したサービスゲームを展開した。さらにカムケのサービスゲームを２度ブレークしたモナコは、１時間１０分で４強入りを果たした。

モナコは準決勝で、第７シードのＶ・トロイキ（セルビア）を破ったＧ・ペラ（アルゼンチン）と決勝進出をかけて対戦する。

敗れたカムケは、今年のソニー・オープン男子２回戦で、Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）を下す活躍をみせていた。

一方、第２シードのＴ・ハース（ドイツ）は第６シードのＪ・ニエミネン（フィンランド）と対戦する予定だったが、ハースが試合前に棄権を申し入れたため、ニエミネンは労せずベスト４へ駒を進めた。

３５歳のハースは今年５月に行われたBMWオープン決勝で、Ｐ・コールシュライバー（ドイツ）とのドイツ勢対決を制し優勝を飾っている。

この日行われた試合結果は以下の通り。

○Ｊ・モナコ(3) vs. ●Ｔ・カムケ, 6-3, 6-4
●Ｖ・トロイキ(7) vs. ○Ｇ・ペラ, 6-7, 5-7
●Ｊ・ハイェク（チェコ共和国） vs. ○Ｉ・セイスリン（オランダ）, 3-6, 1-6
○Ｊ・ニエミネン(6) vs. ●Ｔ・ハース(2)(棄権)


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