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好調ナダル、7大会連続決勝へ<ムチュア・マドリッド・オープン男子>

男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー)は11日に準決勝を行い、第5シードのR・ナダル(スペイン)がノーシードから勝ち上がっていたP・アンドゥハル(スペイン)を6-0, 6-4で退け、決勝に駒を進めた。試合時間は1時間16分だった。

ナダルは左膝の故障等で7カ月間、戦線を離脱しており、復帰後は快進撃を続け、今回で7大会連続での決勝進出を決めた。また今大会では2005年と2010年に優勝しており、決勝では3勝目をねらう。

ナダルは第1セットをわずか27分で奪い、アンドゥハルを畳みかけた。このセットで失ったポイントはたったの9本だった。

この圧倒的な第1セットを振り返った世界ランク113位のアンドゥハルは「ラファ(ナダル)は凡ミスがほとんどなかった。第1セットの彼は本当に攻撃的だった。一方、僕は少し緊張していた。ラファはこのセット、僕のはるか上のレベルのプレーをしていた。」と振り返っていた。

第2セットに入って第1ゲームで初めてゲームを奪い、落ち着きを取り戻したアンドゥハルは、その後3-2とリードし、第6ゲームでは3本のブレークポイントを手にする。

しかし何とか3本とも跳ね返したナダルは、4-4から今度は逆にブレークに成功、リードを生かしてそのまま試合を締めくくった。マッチポイントではナダルの十八番であるフォアハンドがコーナーに突き刺さった。ナダルは準決勝の勝利で今季30勝目をマークした。

試合後、ナダルは「(復帰後)7大会に出場しているけど、全仏オープンに万全な形で出場できるか現時点ではわからない。今、考えていることは完全復調までどのようにプレーすべきか、ということ。これまでのところ、いい感じの結果が出ている。」と話した。

一方、敗れたアンドゥハルは「今大会での活躍を別の大会でもみせられれば、と願っているし、敗退から何か学べれば、と思っている。前向きな気持ちを維持し続けたい。将来、マスターズ1000の準決勝に再び進んだとときに今回のことを覚えておきたいね。また、トップ30に食い込めると思っている。練習を続けて、この調子でプレーをしていくことでその日が来るはず。」と、今大会での躍進で得た自信は大きかったようだ。

決勝戦で、ATPツアー23度目となるマスターズ1000の制覇、またクレーの大会で30タイトル目を目指すナダルは、第15シードのS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは準決勝で格上の第6シードT・ベルディフ(チェコ共和国)を6-3, 4-6, 6-4で振り切っての勝ち上がり。

準決勝の第1セット、ワウリンカはベルディフのミスにつけ込み、2度のブレークに成功すると、このセットを6-3で先取する。

第2セットに入るとベルディフが特にサービスの調子を上げ、4-4からブレークに成功して5-4とすると、第10ゲームもラブゲームで奪い、このセットを6-4で取り返す。ベルディフはこのセット、5度あったサービスゲームでわずか2ポイントしか落とさなかった。

しかしファイナルセットではワウリンカが息を吹き返し、同セットを6-4で奪うと、嬉しい決勝進出を進めた。

「彼(ベルディフ)に勝つのは容易ではない。今日の彼はサーブがとても良かったので、プレッシャーがかかった。」とワウリンカ。

ワウリンカはクレーで育った選手であり、同サーフェスを得意としている。「クレーコートの大会に出ると、やっぱりクレーが一番僕には合ってる、って感じるんだ。」

今回がマスターズ1000で2度目の決勝進出となったワウリンカは、決勝について「ラファはクレーを一番得意としている。本当にすごい選手で、倒すのは簡単ではない。特にクレーではね。(ナダルの故郷の)スペインで開催のマスターズ1000の決勝で彼と対戦するなんて、これは最大のチャレンジだね。でも素晴らしいことでもあり、これ以上の決勝戦はない、って感じかな。」と述べる。

「僕のコーチ以外、100%ナダルの応援になるだろうね。これまで好調だし、決勝でラファと戦えるなんて最高だ。このチャレンジを受けて立ち、明日はベストのプレーをみせたい。」

ワウリンカは最近、好調で、先週のポルトガルの大会でも優勝し、現在9連勝中。決勝ではツアー8勝目をねらう。また決勝の勝敗にかかわらず、最新の世界ランキングでは2008年以来のトップ10に返り咲き、9位となる見込み。

ナダルとワウリンカはこれまで8度の対戦があるが、いずれもナダルが勝利を収めている。

【大会9日目スケジュール】

《男女シングルス 対戦表》

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【無料】ナダルが全仏優勝への想いを語る

(2013年5月12日14時22分)

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