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女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、賞金総額403万3254ユーロ、レッドクレー)は、シングルス2回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が主催者推薦のL・ドミンゲス=リノ(スペイン)を6-2, 7-5のストレートで下し、順当な勝ち上がりをみせた。
試合後、セリーナは「たくさんミスを犯してしまったわ。でも、それは彼女(ドミンゲス=リノ)がそうさせたの。結果的には良かったと思う。クレーコートでの試合としては、自分にとってとても良い試合だった。今後もまだクレーでの大会が続く事を考えたら、今日のプレーは完璧と言えるものだった。これからもクレーを得意とする選手と対戦しても、今日の経験が生きてくると思うし、どうやって戦えば良いかわかったわ。」と、コメント。
セリーナは、昨年からクレーでの成績を24勝1敗とした。唯一の敗戦は、昨年の全仏オープン1回戦で、その時はV・ラッツァーノ(フランス)に敗れる波乱に見舞われた。
「昨年は、全仏の前に良いプレーが出来ていた。でも、全仏では全く変わってしまった。あそこまではずっと勝っていたし、優勝候補の1人だったと思う。そうではなくても、初戦敗退するとは誰も思っていかなったはず。でも、それが起きてしまった。」と、セリーナ。
続けて「あの事をあまり考えないようにしているの。今は“よし、また勝ったわ”って思うようにしている。昨年起きた事で、常に冷静でいられるようになった。興奮したり、感情的になったりしない。勝たなければとか、優勝候補なんだとか、そんな風に考えないようになったの。」とセリーナは、昨年の波乱について語った。
セリーナは3回戦で、第13シードのM・キリレンコ(ロシア)とK・ムラデノヴィック(フランス)の勝者と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○S・ウィリアムズ(1) vs. ●L・ドミンゲス=リノ, 6-2, 7-5
○M・シャラポワ(ロシア)(2) vs. ●C・マーケイル(アメリカ), 6-1, 6-2
●N・ペトロワ(ロシア)(11) vs. ○S・クズネツォワ(ロシア), 6-7 (2-7), 6-4, 4-6
○M・バルトリ(フランス)(14) vs. ●M・トッロ=フロール(スペイン), 6-4, 2-6, 6-4
●D・チブルコワ(スロバキア)(15) vs. ○S・リシキ(ドイツ), 6-7 (4-7), 6-7 (3-7)
○A・イバノビッチ(セルビア)(16) vs. ●C・シーパース(南アフリカ), 6-2, 6-2
○Y・シュウェドワ(カザフスタン) vs. ●K・フリッペンス(ベルギー), 6-2, 4-6, 6-4
○A・メディーナ=ガリゲス(スペイン) vs. ●M・キーズ(アメリカ), 7-6 (7-3), 6-3
今大会の優勝賞金は64万3,000ユーロ。
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