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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・オープン男子(アメリカ/フロリダ州マイアミ、ハード)は20日から始まり、世界ランク1位で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が記者会見に登場しインタビューに応じた。
今季最初のグランドスラムである全豪オープンでは、大会3連覇を果たしたジョコビッチだったが、先週行われたBNPパリバ・オープンでは準決勝でJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れ、今季初めての敗戦を記録すると同時に、昨年の全米オープンの決勝戦でA・マレー(英国)に敗れて以来続いた連勝も22試合でストップした。
今大会、ジョコビッチとデル=ポトロが勝ち上がると、また準決勝で対戦の可能性がある事について「その試合の事を語るには、まだまだ先が長いよ。自分も彼も、何試合も勝たなければならないからね。」と、ジョコビッチは語った。
続けて「先週の準決勝では、ほんのわずかなポイントの差で勝敗が分かれてしまった。第3セットは3-0とリードしていたし、5-4になるポイントもあった。でも、彼はとても良いプレーを披露したんだ。大切なポイントで自分のショットを打ってきたし、彼は勝者に値するよ。」と、試合を振り返っていた。
このマイアミでのマスターズ1000大会では2007年に初優勝を飾り、昨年は2011年に続いて大会2連覇を達成していた。今大会のこれまでの成績は24勝4敗と、マスターズ1000大会の中で最も良い結果を残している。
ジョコビッチは「この街には、とてもエネルギーを感じるんだ。テニスのお陰で、自分の居場所があると感じているのさ。会場もホテルに近いし、気候だって良い。ビーチにはたくさんのレストランもある。そして、若者も大勢いるんだ。だから活気に溢れているし、頻繁に訪れたいって思う場所さ。」と、コメントした。
そして「テニス以外の才能を持てるとしたら?」と聞かれたジョコビッチは「料理が好きなんだけど、あまり上手じゃないね。だから、もっと上手くなりたいね。今はそれくらいかな。他には、もうちょっと考えてから、次回お伝えするよ。」と、プライベートな質問にも笑顔で答えていた。
今大会はシード選手全員が1回戦を免除されているため、ジョコビッチも2回戦から登場する。ジョコビッチは初戦となる2回戦で、L・ロソル(チェコ共和国)と対戦する。ロソルはこの日行われた1回戦で、G・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-5, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は71万9160ドル。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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