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男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額200万ドル、ハード)は28日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのA・セッピ(イタリア)を6-0, 6-3のストレートで下し、順当に準決勝へ駒を進めた。
試合後、ジョコビッチは「これまでの2試合より、良いテニスをする事が出来た。試合ごとに自分のレベルが上がっていると感じる。もちろん、それは良い事さ。コート上では、ベストを尽くしている。明日は、1番のチャレンジになる。今日のようなレベルを維持出来るように期待している。」とジョコビッチは、自身のプレーに満足していた。
今大会が開催された1993年以来、初となるトップ4シードが揃ってベスト4入りを果たした今年の大会。
決勝進出をかけてジョコビッチは、第4シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と準決勝で対戦する。デル=ポトロは、予選を勝ち上がったD・ブランズ(ドイツ)を6-4, 6-2で下しての勝ち上がり。
ジョコビッチとデル=ポトロはこれまで、7勝2敗とジョコビッチが勝ち越しており、直近の3試合は全てジョコビッチが勝利している。デル=ポトロは、昨年のロンドンオリンピックの3位決定戦ではジョコビッチを下し、見事銅メダルを獲得していた。
ジョコビッチは、デル=ポトロとの対戦について「彼は素晴らしい選手。パワフルなショットを打つし、サーブも強烈。だから、自分の最高のプレーをする必要がある。」と、コートサイド・インタビューでコメントしていた。
この日デル=ポトロは、ブランズ相手に完璧なサービスゲームを展開していた。
試合後、デル=ポトロは「良いサーブが打てた。ブレークポイントだって握らせなかったんだ。今日は訪れたチャンスを掴んで、彼のサービスゲームをブレーク出来た。」と、試合を振り返った。
デルポトロは、ジョコビッチ戦に向けて「良い点は、100パーセントの状態になってきている事。明日のジョコビッチとの試合では、バックハンドで完璧なプレーが出来れば、きっと少しは勝つチャンスが出てくるはずさ。しっかり準備も出来て、フォアハンドとサーブが安定していたら、きっとチャンスはある。」と、気を引き締めていた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○N・ジョコビッチ(1) vs. ●A・セッピ(7), 6-0, 6-3
○R・フェデラー(スイス)(2) vs. ●N・ダビデンコ(ロシア), 6-2, 6-2
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(3) vs. ●D・ツルスノフ(ロシア), 6-3, 6-2
○J・M・デル=ポトロ(4) vs. ●D・ブランズ, 6-4, 6-2
今大会の優勝賞金は42万9600ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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