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男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、賞金総額121万2750ドル、インドアハード)は20日、シングルス1回戦残り6試合が行われ、今大会2年連続の準優勝者である第2シードのM・ラオニチ(カナダ)が主催者推薦で出場のJ・ソック(アメリカ)に3-6, 7-5 , 5-7のフルセットで敗れる波乱に見舞われた。
先週行われたSAPオープンでは、大会3連覇を達成するなど好調のラオニチは、今大会の2011年はA・ロディック(アメリカ)、昨年はJ・メルツァー(オーストリア)に敗れはしたものの、2年連続で決勝進出を果たし準優勝を飾る相性の良い大会だった。
そのラオニチを破った世界ランク168位のソックは、勝敗を決める第3セットで1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開した。さらに第11ゲームでソックがブレークに成功、第12ゲームではこの日11本目となるサービスエースを決めて格上のラオニチを下した。
20歳のソックは「自分よりランキングの高い選手からの勝利は、常に最高の気分だね。今シーズン、初めての勝利も嬉しいし、この勢いを今週は維持していきたい。」と勝利の喜びを語り、上位進出へ意気込みを語っていた。
ソックは2012年7月以来となる自身2度目のツアー8強入りをかけて、元世界ランク4位で主催者推薦で出場のJ・ブレイク(アメリカ)と2回戦で対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●M・ラオニチ(2) vs ○J・ソック,3-6, 7-5 , 5-7
○T・ハース(ドイツ)(6) vs ●E・ドンスコイ(ロシア), 7-6 (8-6), 6-4
○A・ドルゴポロフ(ウクライナ)(7) vs ●B・パウ(ドイツ), 6-3, 6-4
○D・ヤング(アメリカ) vs ●X・マリス(ベルギー), 5-1 (途中棄権)
○M・マトセビッチ(オーストラリア) vs ●添田豪(日本), 7-6 (8-6), 6-4
●ルー・イェンスン(台湾) vs ○L・ヒューイット(オーストラリア), 6-2, 6-7 (3-7), 4-6
今大会の優勝賞金は29万1800ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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