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男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、賞金総額１５７万５８７５ユーロ、インドアハード）は１２日、シングルス１回戦５試合が行われ、Ｊ・ベネトー（フランス）がラッキールーザーのＴ・カムケ（ドイツ）を6-3, 6-2のストレートで下し、２回戦進出を決めた。

３１歳のベネトーは、試合を通して１度もカムケにブレークポイントさえ握らせず、第１セットで１度、第２セットで２度のブレークに成功し、７５分のストレートで勝利を飾った。

この日の勝利がベネトーの１９８勝利目となり、今大会準決勝進出を果たすと、記念すべきキャリア２００勝利目を飾る。ベネトーはベスト８進出をかけて、Ｖ・ハネスク（ルーマニア）と対戦する。

今大会第１シードには、世界ランク２位のＲ・フェデラー（スイス）がエントリーしており、フェデラーは現地水曜日のナイトセッションで主催者推薦のＴ・デ=バッカー（オランダ）と対戦する。この日、デ=バッカーはＭ・ヨージニ（ロシア）との１回戦に臨んだが、3-6, 7-6 (7-2), 4-1とリードしたところで、ヨージニが臀部を痛め棄権。デ=バッカーに勝利が転がり込んだ。


この日行われた試合結果は以下の通り。

Ｍ・ヨージニ vs. ○Thiemo De Bakker, 6-3, 6-7, 1-4 (途中棄権)
○Ｅ・ガルビス（ラトビア） vs. ●Ｒ・ハース（オランダ）, 6-2, 6-1
○Ｊ・ベネトー vs. ●Ｔ・カムケ, 6-3, 6-2
○Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）(2) vs. ●Ｇ・モンフィス（フランス）, 6-3, 6-4
○Ｊ・ニエミネン（フィンランド） vs. ●Ｄ・ゴファン（ベルギー）, 6-0, 6-0


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(翻訳・記事/弓削忠則)