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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会14日目の27日、第1シードで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのA・マレー(英国)に6-7 (2-7), 7-6 (7-3), 6-3, 6-2の逆転で勝利、今大会オープン化以降初となる大会3連覇を達成すると同時に、大会4度目の優勝を果たした。ジョコビッチは、今大会2008年・2011年・2012年と過去3度の優勝を飾っていた。
ジョコビッチとマレーの対戦成績は、10勝7敗とジョコビッチが勝ち越していた。また、両者は昨年の今大会準決勝でも対戦し、ジョコビッチが4時間50分のフルセットの末に勝利していた。さらに、同年の全米オープン決勝ではマレーが勝利し、グランドスラム初のタイトルを獲得していた。
この試合、両者1セットずつ奪い合い、ブレークを許さない緊張感のあるサービスゲームが続く。そして、第3セットの第8ゲームで遂に試合が動く。
マレーのサービスゲームである第8ゲーム、1ポイント目を36回のラリーの末に獲得したジョコビッチが勢いに乗り、この試合初めてのブレークに成功する。続く第9ゲームをサービスキープしたジョコビッチが第3セットを奪い、セットカウント2-1とリードする。
第4セットに入ると、勢いを失ったマレーの隙をついたジョコビッチが第3・第5ゲームでブレークし、ゲームカウント4-1となる。最後はマレーのバックハンドがネットにかかり、ゲームセットとなった。
今大会でジョコビッチは、4回戦で第15シードのS・ワウリンカ(スイス)に5時間2分にも及ぶ大激闘を制し8強入り、その後第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と第4シードのD・フェレール(スペイン)に勝利し、決勝進出を決めていた。
昨年ジョコビッチは、今大会決勝でR・ナダル(スペイン)に5-7, 6-4, 6-2, 6-7 (5-7), 7-5のフルセットで勝利、史上最長となる5時間53分という死闘の末に自身3度目の全豪オープン優勝を成し遂げていた。
敗れたマレーは、今大会で過去2度の決勝進出をしていたが、2010年はR・フェデラー(スイス)、2011年はジョコビッチにそれぞれ敗れ、準優勝に終わっていた。
【全豪オープン スコア速報】
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