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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会11日目の24日、第1シードで世界ランク1位のV・アザレンカ(ベラルーシ)が第29シードで19歳のS・スティーブンス(アメリカ)に6-1, 6-4のストレートで勝利、今大会2年連続の決勝進出を果たした。
昨年アザレンカは、今大会でグランドスラム初の決勝進出を果たし、決勝でM・シャラポワ(ロシア)を下し四大大会初のタイトルを獲得した。同時に世界ランキング1位の座も手にした。
敗れたスティーブンスは、準々決勝で第3シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)に逆転で勝利する大金星をあげ、ベスト4進出を果たしていた。セリーナは昨年の戦績を59勝4敗という圧倒的な強さでシーズンを終わらせていた。
この試合、第1セットで女王アザレンカは試合序盤から強烈なストロークを放ち、3度のブレークを世界ランク25位のスティーブンスから奪い、このセットを先取する。スティーブンスは、準々決勝のセリーナ戦とは一変、このセットだけで19本の凡ミスを重ねてしまった。
第2セットに入るとスティーブンスは調子を取り戻し、アザレンカと互角のラリー戦を披露する。その後、アザレンカに5度のマッチポイントを握られるも、スティーブンスは驚異的な粘りでそれをしのぐ。
しかし、経験に勝るアザレンカがスティーブンスを上回るラリー戦を展開、さらにこのセットだけで4度のブレークに成功し、1時間41分でゲームセットとなった。
決勝戦でアザレンカは、第2シードのシャラポワを下した第6シードのN・リー(中国)と優勝を争う。リーは2011年の今大会で、K・クレイステルス(ベルギー)に敗れるも準優勝を飾っている。
【全豪オープン スコア速報】
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