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テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は大会７日目の２０日、第４シードのＡ・ラドワンスカ（ポーランド）が元世界ランク１位で第１３シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）に6-2, 6-4のストレートで勝利、ベスト８進出を果たした。

第１セット、第１ゲームでラドワンスカは、ネットに出るイバノビッチに対し華麗なパッシングショットを決めるなどで、このゲームをブレークする。

さらに第７ゲームでミスが増え始めたイバノビッチに対し、ラドワンスカは安定したテニスでこのゲームもブレークを奪い、ゲームカウント５－２となる。続くサービング・フォー・ザ・セットのゲームで、この日最初のサービスエースを決めたラドワンスカがこのセットを先取する。

第２セット、第１ゲームでイバノビッチは、ダブルフォルトや得意とするフォアハンドでミスを重ね、ラドワンスカにブレークを許す。

その後、試合の主導権を握ったラドワンスカは、イバノビッチの強打をしっかり返球し、最後サービスエースを決めて１時間１０分で８強入りを決めた。

昨年ラドワンスカは、ウィンブルドンでグランドスラム初の決勝進出を果たすも、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）に敗れ準優勝に終わった。またラドワンスカは、今年のブリスベン国際女子とアピア国際女子で２大会連続の優勝を果たし、今シーズンは無敗としている。

勝利したラドワンスカは準々決勝で、第１８シードのＪ・ジョルジュ（ドイツ）に勝利した第６シードのＮ・リー（中国）と対戦する。


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