HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額48万6,000ドル、ハード)、2013年のツアー開幕戦として12月30日から本戦がスタートする。
今年イギリス人として76年ぶりにグランドスラムタイトルを獲得したA・マレー(英国)も2013年のツアーを、昨年に続き、本大会からスタートさせる。
「この4、5年は、実はとてもプレッシャーを感じていたんだ。けれども、全米オープンのタイトルを獲得したことで、今は本当に開放されていてリラックスすることができていると思うよ。だから、これからは、もっとリラックスしたプレーができると思っているよ。そして、できればグランドスラムでのタイトルをまた獲得したい。」とインタビューに答えるマレー。
「どのような気持ちで全豪オープンの初戦を迎えることになるか分からないけど、きっととっても新鮮な気持ちで迎えられるのではないかと思うんだ。全豪オープンに向けて、まだやることが残っているから、それに楽しみながら取り組みたい。オーストラリアを本当に楽しめているし、以前から良いプレーが出来ていた。だから2013年も同じようにプレーできることを望んでいるよ。」とマレーは続けた。
2日前に行われたエキシビションマッチであるアブダビのムバダラ・ワールド・チャンピオンシップでは世界ランク9位のJ・ティプサレビッチ(セルビア)に3-6, 4-6のストレートで敗れたマレーであったが、オフシーズンをコーチのI・レンドル(アメリカ)とともにマイアミでトレーニングに取り組んできた。
「彼(レンドル)は、些細なことではあるんだけど、戦術面だけではなく、技術面や精神面、肉体面で本当に多くの気付きを与えてくれています。その多くの些細な気付きが、試合において5-10%の改善につながっています。これこそが僕が最後のハードルを越えてメジャー大会でのタイトルを獲得するために求めていたものなんです。」と、この12ヶ月のレンドルのコーチングの効果についてマレーが語った。
25歳のマレーは今シーズン、ウィンブルドンでR・フェデラー(スイス)に敗れるも決勝に進出しており、来シーズンはウィンブルドンでの優勝と世界ランク1位の座を目指す。
「ウィンブルドンは本当にタフでプレッシャーのかかる大会。けれど、本当にウィンブルドンで勝ちたいと思っているよ。世界ランク1位の座もすべての選手が目指すものだけど、これまでやってきたことを続けていれば、自分のランキングをさらに上げていくことは出来ると信じている。」とマレー。
本大会にはディフェンディングチャンピオンのマレーの他、同13位のM・ラオニチ(カナダ)、昨年準優勝のA・ドルゴポロフ(ウクライナ)、地元期待で過去2度優勝のL・ヒューイット(オーストラリア)の他、錦織圭(日本)も昨年に続き出場する。錦織は昨年は2回戦でM・バクダディスに敗れており、今年は更なる活躍を目指す。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.