- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

年間1位ジョコビッチに大波乱◇BNPパリバ・マスターズ

男子テニスのマスターズ・シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額242万7975ユーロ、インドアハード)は31日、シングルス2回戦残り11試合が行われ、今季世界ランク1位を確定させていた第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が敗退する大波乱が起きた。その波乱を演出したのはS・クエリー(アメリカ)で、ジョコビッチを0-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で下した。

今大会、前年度チャンピオンであるR・フェデラー(スイス)が第1シードでエントリーしていたが、直前で欠場を申し入れたため、試合結果に関わらず来週発表の世界ランクでジョコビッチは再び世界1位へ返り咲くことが決まっていた。

今大会のシード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦だったジョコビッチ。2年連続シーズンを世界1位で終えることになった実力を見せるつけるかのようなプレーで、第1セットはクエリーを圧倒。わずか10ポイントしかクエリーに与えず、20分で第1セットを先取した。

続く第2セットも出だしで、ジョコビッチにブレークを奪われたクエリーはゲームカウント0-2とリードされてしまった。しかし、そこから徐々に調子を上げたクエリーは、ブレークバックに成功。第2セットだけで10本ものサービスエースを記録するなど、その後はブレークポイントさえジョコビッチに与えずタイブレークへ持ち込み、このセットを奪い返すと勝敗の行方は第3セットへ。

第3セットでクエリーは5度のブレークピンチに立たされるも、その全てを退け、このセット唯一のブレークをジョコビッチから奪い、2時間1分の大逆転でジョコビッチを下すとともに、昨年10月のバレンシア大会以来となるトップ10選手からの勝利を飾り、自身最大の勝利をあげた。

出だしから8ゲーム連続で奪われたことを聞かれたクエリーは「ちょっと恥ずかしかった。自分のトレーナーとその奥さん、そしてガールフレンドが座っている席の近くへ行ってこう言ったんだ。“このセットで何とか2ゲーム取れることを願うよ”って。そして2ゲームを取った後は気持ちが落ち着いて、自分自身へこう言い聞かせたんだ。“OK、これが望んでいた全てさ”ってね。」と、開き直っていた気持ちを明かした。

続けて「徐々に調子が上がってきて、だんだん自信もついてきた。サーブの調子もどんどん良くなったんだ。だから、より攻撃的なプレーをすることができるようになっていた。」と、試合を振り返った。

クエリーは、今大会第15シードで出場している錦織圭(日本)と今季2度対戦し、いずれもクエリーが勝利していたことでも話題となった。

この日はハロウィンだったため、ジョコビッチはダースベーダーのマスクを被ってコートに登場していた。この日の敗戦で今季の成績を70勝12敗としたジョコビッチは「サム(クエリー)は本当に良いプレーをしていた。とても良いサーブを打っていたよ。」と、敗戦に落胆の色を隠せなかった。

クエリーは3回戦で、第14シードのM・ラオニチ(カナダ)とのビッグサーバー対決に臨む。この日ラオニチはJ・シャーディ(フランス)を6-7 (4-7), 7-6 (7-4), 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。

この日行われた試合結果は以下の通り。

S・クエリー ○-× N・ジョコビッチ (2), 0-6, 7-6 (7-5), 6-4
A・マレー(英国) (3) ○-× P・H・マチュー(フランス), 7-5, 6-3
D・フェレール(スペイン) (4) ○-× M・グラノジェルス(スペイン), 6-1, 6-3
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (7) ○-× A・ファリャ(コロンビア), 6-2, 6-2
J・ティプサレビッチ(セルビア) (8) ○-× I・セイスリン(オランダ), 6-4, 7-6 (7-0)
J・モナコ(アルゼンチン) (9) ○-× G・ディミトロフ(ブルガリア), 7-6 (7-4), 6-2
M・ロドラ(フランス) ○-× J・アイズナー(アメリカ) (10), 6-4, 7-6 (7-5)
N・アルマグロ(スペイン) (11) ○-× A・ラモス(スペイン), 7-6 (7-1), 6-7 (4-7), 6-3
K・アンダーソン(南アフリカ) ○-× R・ガスケ(フランス) (12), 7-6 (7-5), 4-6, 6-1
M・ラオニチ (14) ○-× J・シャーディ, 6-7 (4-7), 7-6 (7-4), 6-3
G・シモン(フランス) ○-× V・ハネスク(ルーマニア), 7-5, 6-3

今大会の優勝賞金は47万9000ユーロ。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年11月1日10時34分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

2月23日

悲願の地元ペアV!ファン大熱狂 (15時04分)

日比野菜緒 世界190位にストレート負け (14時04分)

躍進の世界60位 今季2度目の決勝へ (12時06分)

内山靖崇と綿貫陽介、予選敗退続く (11時05分)

世界31位 逆転勝ちで2連覇王手 (10時04分)

熱戦制しツアー17度目V「最高」 (8時43分)

史上最年少でWTA1000制覇 (7時30分)

2月22日

ダブルス賞金増額訴え「見下す人へ」 (16時07分)

元サッカー代表、テニスでも代表選出 (15時17分)

快勝で4強、連覇まであと2勝 (13時52分)

逆転勝ちで決勝進出「調子良い」 (11時58分)

世界86位がズべレフ撃破の金星 (10時58分)

ズベレフ 世界86位にまさかの逆転負け (9時56分)

激闘制しツアー17度目V王手 (9時09分)

17歳 史上最年少でWTA1000決勝進出 (7時47分)

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

2月20日

17歳が世界2位撃破、初の4強 (21時56分)

ズべレフ8強「持ち直せた」 (20時00分)

世界1位の有本尚紀と佐藤政大が2連覇 (19時07分)

世界2位シフィオンテク 8強入り (17時42分)

世界1位 ストレート負けで3回戦敗退 (16時30分)

ジョコ破った世界35位 激闘制し8強 (15時56分)

ストーカーにパニック「つらい経験」 (14時04分)

アルカラス 猛攻退け8強入り (13時14分)

44歳ヴィーナス、18歳新星らにWC (11時00分)

マイアミOP 大坂・内島ら出場選手一覧 (10時28分)

マイアミOP 西岡・錦織ら出場選手一覧 (8時26分)

ベルダスコ引退 ジョコと最後まで笑顔 (7時30分)

【動画】ルブレフ 17度目のツアー制覇!優勝の瞬間、両手突き上げる! (0時00分)

【動画】17歳アンドレーワ 史上最年少でWTA1000制覇!優勝の瞬間、誇らしげな表情 (0時00分)

【動画】世界2位ズベレフ撃破の金星!世界86位コメサナ 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!