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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は1日、シングルス1回戦が行われ、守屋宏紀(日本)が第7シードのS・ワウリンカ(スイス)に5-7, 6-4, 4-6のフルセットで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
試合後、守屋がインタビューに答えた。
「今は悔しいという思いが強い。相手(ワウリンカ)に対して自分のテニスが出来ていたけど、今は悔しい気持ちでいっぱいです。」
先週のタイ・オープンでJ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦したことで学んだことを、今日の試合で生かせたかと聞かれた守屋は「この大会の前にトップ10プレーヤーと対戦できていたということは、いい準備になった。先週はある程度いいテニスが出来ていた。今日はそれを自分がやり切れるかというのがポイントだったので、結果としては悔しいです。」
トップ選手との差は何かと聞かれ「大事なポイントでの取り方やサーブ力にまだまだ差があった。」と、コメント。
試合前、どのように考えていたかと聞かれ「自分の武器である速い展開とフラット系のストローク、そこからネットに繋げていけるように考えていた。出だしは風もあって相手もアジャストできていなかったと思うけど、その中で自分は工夫してプレーが出来ていたかなと思います。」
また「まだグランドスラムに出る機会が少ないですけど、自分の中でモチベーションも上がってきている。今後どんどんトライをしていって、このような場でプレーをする機会が増えれば、必ず上にいけるという手応えはある。」
悔しいと思う自分に対しては「今回のようにワイルドカードを頂いて、自分なりに準備してきたつもり。1年前であれば自分がどういうプレーが出来るというのがわかっていなかったけど、今年の経験が出来たことでモチベーションも上がった。これからも積み重ねをして高いレベルでプレー出来たらと思います。」
シーズン後半になり結果が出てきて、何が変わったかと聞かれた守屋は「メンタル的に自分のプレーに自信を持てるようになってきたところ。その要因としてフィジカル面が上がって、試合で自信を持ってプレー出来るようになった。そこが大きな違いかなと思います。」
加えて「大きく変わったところはないんですが、積み重ねをしていくことでそれを自信に変えてやってきた。どんな結果であろうと自分の考えをしっかり持ってやる。」
昨年の全日本選手権で優勝してから1年を振り返って「今が全てのゴールではない。良くなっているという実感はあるけど、このプレーを継続してやっていけるかということだと思う。変えていく部分も必要かもしれないですけど、変わらず積み重ねていくことが大事だと思う。」
ネットプレーについては「今日の結果も含めてレベルを上げていかなければと思っている。新しく取り入れている部分であるので、今後精度を上げていきたい。」
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