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女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は22日、M・シャラポワ(ロシア)が東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島の3県の子供達44名との交流会を開いた。
この交流会はシャラポワより「自分にできることがあれば協力をしたい」との申し出があり実現することとなった。
岩手・宮城・福島の3県から親子の皆さんが、東京都と(公財)東京都体育協会の用意したバス4台で大会会場に来場し、今大会の予選と本戦出場選手記者会見を見学。その後、コートを使用してシャラポワと子供達によるミニ・ラリー大会を実施。また、同コート内で子供達によるシャラポワへの質問コーナーや記念撮影会などを行った。
「今日このようなクリニックに参加できたこと、皆さんとテニスができることをすごく楽しみにしていた。ツアーを回っている中で東京が一番好きで、いつもここに来ることを楽しみにしている。今日はテニスの楽しさをたっぷり実感して頂ければと思う。」とシャラポワは、交流会を始める前にコメントした。
今回の交流会についてシャラポワは「このようなクリニックをあまりやる機会がなかったけど、今日子供達とテニスをして楽しかった。テレビを通して私達の活動を見たりすることはあると思うけど、直接選手と関わってテニスの面白さや子供達が(テニスに対して)モチベーションアップに繋がっていくと思うから、このようなクリニックは素晴らしい活動だと思う。」
交流会とは別に、以下質問にもシャラポワは答えました。
プレー中のリラックスについては「オリンピックに出ることも出来たし、怪我をしている間もう一度世界1位になりたいと思っていた。全仏オープンで優勝して、今年はいい調子でやってこれて嬉しく思っている。そして、それがリラックスに繋がっていると思う。」
今大会の意気込みについては「昨年は捻挫をしてしまって大変だったけど、今年は1日前に日本に来たからコンディションがいい。(日本の)コートの状態や天気にも慣れてきている。この大会はトップの選手達が出場しているから、あまり安易なことは言えないけどとても楽しみにしている。」
昨年からラケットをヘッドに変えたことついては「珍しい経験をした。ラケットの技術が進化している中、昨年練習のときにヘッドのラケットで2・3分打ってみると変更したい箇所がないくらいの勢いで、そのまま使い始めた。その後、いい結果を出せて嬉しく思っている。」
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