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女子テニスツアーのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、賞金総額64万ドル、ハード)は11日、シングルス2回戦4試合が行われ、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)がN・ギブスに6-2, 6-1のストレートで快勝、ベスト8に進出した。
ウィンブルドン女子シングルスで通算5度目となる優勝を果たしてからわずか4日後にも関わらず、この日のセリーナは試合を通して7本のサービスエースを記録、全米学生チャンピオンのギブスから6度のブレークを奪うなど、わずか62分で圧倒した。
「今日プレーしていることを信じられませんでした。」とセリーナ。「だけど健康ですし、心臓も動いていますから、プレーしない理由はありません。」
対する世界ランク403位で19歳のギブスは、最初のサーブでダブルフォルトを犯したものの、それ以降は本来のプレーを取り戻し、セリーナを相手に力強くポイントを奪う場面も見られた。
「あれは予想していました。」とギブス。「あれは笑えました。彼女は私のヒーローですし、私の中でとても多きなもので、何もミスをしないくらいに思っていました。これからのためになるポイントがたくさんありました。」
今大会のディフェンディング・チャンピオンであるセリーナは、昨年のタイトルはキャリアを若返らせてくれたとしつつも、グラスコートからハードコートへ適応するには、もう少しの時間が必要だとしている。
「明らかに反応が遅いと感じましたし、それでも勝てたのは良いことです。まだ午前2時に目が覚めてしまいます。」
またセリーナは、対戦相手のギブスが子供の頃にボールガールとして同じコートに立ち、自分のことを目指していたことを知ると喜んだ。
「まだ私のようになりたい人がいるなんて、素晴らしいことです。」とセリーナ。「私もM・セレス(アメリカ)と初めて対戦した時は興奮しました。」
今大会では敗れたギブスだが、来週にサンディエゴで行われるWTA大会にもワイルドカードで出場することが、水曜日に伝えられた。
プロデビューから今年で17年、9月には31歳になるセリーナは「
今日の彼女は、自分のプレーをしていました。彼女は動きも良いですが、何より諦めませんでした。私にとって、それがアスリートとして最高の資質だと思います。彼女はファイターですし、良いファーストサーブも打っていました。」と、母国の後輩を評価した。
この他の試合では、第5シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)がH・ワトソン(英国)に5-7, 6-1, 6-4で、第6シードのC・シーパース(南アフリカ)がM・ラシェール・ダ・ブリート(ポルトガル)に6-3, 6-4で、そしてC・バンデウェイ(アメリカ)が第4シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)に6-4, 6-2で勝利している。
今大会の優勝賞金は9万6000ドル。
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