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ウィンブルドン大会13日目、男子決勝で、第3シードのR・フェデラー(スイス)が、第4シードのA・マレー(英国)を4-6, 7-5, 6-3, 6-4で破り、P・サンプラス(アメリカ)と並ぶ男子史上最多タイの7回目の優勝を飾った。
過去の対戦成績はマレーの8勝7敗だが、グラスコートでは初めての対戦となった。グランドスラムでは、2回決勝で対戦してフェデラーが2勝している。
第1セットはラリーミスを13本したフェデラーが落とすが、第2セットは第11ゲームまでお互いサービスキープが続き、第12ゲーム30-40の場面でフェデラーがバックボレーを決めてセットオールとした。第3セット第3ゲーム40-0の場面で、突然降り出した雨のため試合は中断。40分の中断で、センターコートの屋根は閉じられ、男子決勝で初めてインドアで試合が続けられることになった。
「屋根が閉じられてから、ロジャーは信じられないテニスをした」とマレーが振り返ったように、マレーが一度もブレークできない一方で、フェデラーが、第3セット以降ファーストサーブの確率が40%台に落ちたマレーに対して、攻撃的なテニスをして、第3セット第6ゲームと第4セット第5ゲームをブレークして勝負を決めた。
「初めてのウィンブルドン決勝でした。自分ができるかぎりもっと向上していくつもりです」(マレー)
フェデラーは、サーブ&ボレーだけでなく、リターンダッシュやチップ&チャージを積極的に試みて、31本のネットプレーを成功させ、サービスエース12本を含むトータルウィナー62本を打ち放った。
「いかにウィンブルドンで優勝したいのか、その思いをショットに込めて、できるんだと信じてきました。それが、今日成し遂げたことにつながったのです。スペシャルです」
30歳のフェデラーは、今回の優勝で、自身の記録を更新する17個目のグランドスラムタイトルを獲得し、そして、世界ナンバーワンへの返り咲きが決まり、サンプラスのナンバーワン在位286週に並ぶ。30歳335日での世界ナンバーワンは、アンドレ・アガシの33歳131日に次ぐ記録だ。
フェデラーは、表彰式の後に、優勝トロフィーを抱えながら、センターコートのテラスに出て、外で待つファンの声援にこたえた。大きな歓声に包まれる中、フェデラーの笑顔があふれた。その直後、ウィンブルドンのすぐ近くに虹が出現した。それは、あたかもフェデラーの優勝と世界ナンバーワン返り咲きを祝福しているかのようだった。
(文・写真/神 仁司)
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