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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、クレー）は大会２日目の２８日、男子シングルス１回戦に第３シードのＲ・フェデラー（スイス）が登場、Ｔ・カンケに6-2, 7-5, 6-3のストレートで勝利、２回戦に進出した。

３０歳のフェデラーにとって今大会は、グランドスラム５０大会連続出場と節目の大会。またグランドスラム本戦に初出場を果たした１９９９年の全仏オープンから２３３の勝ち星は、Ｊ・コナーズ（アメリカ）のメジャー大会最多勝利記録に並ぶこととなった。

この日の試合でフェデラーは、世界ランク７８位のカンケに各セット１度ずつのブレークを許したものの、試合を通して８度のブレークに成功、３８本のウィナーを決めるなどカンケにチャンスを与えなかった。

２００９年に今大会を制し、生涯グランドスラムを達成しているフェデラーが、今年の今大会で優勝すると、２００３年のＡ・アガシ（アメリカ）以来となる３０歳オーバーのメジャーチャンピオン誕生となる。

またフェデラーは、今大会通算５０勝目も達成している。