- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ナダル敗れる◇ムチュア・マドリッド・オープン

男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、賞金総額309万150ユーロ、クレー)は10日、シングルス3回戦8試合が行われ、第15シードのF・ベルダスコ(スペイン)が第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-3, 3-6, 7-5のフルセットで破る大番狂わせが起きた。

ここまでナダルに対する通算成績は0勝13敗と、1度も勝利したことがなかったベルダスコは、第1セットを2度のブレークで先制したものの、第2セットではナダルに主導権を握られ、セットオールに追いつかれてしまう。

第2セットを奪い勢いに乗るナダルは、ファイナルセット序盤でブレークに成功すると、第7ゲームで得たブレークチャンスで鮮やかなフォアハンドのウィナーを決め、ゲームカウント5-2と14度目の勝利まで目前に迫る。

しかし、ここからベルダスコが反撃に転じ2度のブレークバックに成功して5-5と試合を振り出しに戻すと、続くサービスゲームをキープして6-5とする。

ナダルのサービスゲームとなった第12ゲーム、30-40からのマッチポイントでは決められなかったベルダスコだが、2本目のマッチポイントでフォアハンドのウィナーを決めて勝利、実に14度目の対戦でナダルから勝利をもぎ取った。

ナダルがクレーコートでスペイン勢に敗れたのは、2008年のローマ・マスターズ2回戦でJ・C・フェレーロ(スペイン)に敗れて以来2度目のこと。また、この7年間でのナダルのクレーコートでの成績は215勝9敗となった。

勝利を目前としながらも敗れたナダルは「第3セット5-2として、試合をコントロールしていることは分かっていました。今日は負けるべくして負けました。試合の終わりが近づいてきたとき、どうやって終わらせればいいのか分かりませんでした。5-2の15-0で大きなミスをしてしまいましたが、それは起きてしまったこと。彼の方が良いプレーをして、僕に勝利しました。」と、肩を落とした。

またナダルは「動くことは僕にとって大切なことですし、良く動けなければ、上手くボールを打つことはできません。もし何も変わらないのであれば、来年の予定から大会が一つ減ることになるでしょう。」と、今大会で今年から採用されたブルークレーへの不満を口にしている。

「このサーフェスは試合を不安定にさせます。全く違う試合になってしまいますし、リスクは冒したくありません。」

勝利を決めた瞬間、喜びのあまりコートに倒れ込んで涙を見せたベルダスコは「クレーコートで史上最高の選手に何度も敗れてから、彼にクレーコートで勝つのは最高です。言葉がありません。自分をコントロールするのが難しいですが、勝利には満足しています。落ち着く必要がありますし、休んでから次の試合に備えます。」と、勝利の喜びを語っている。

先週行われたバルセロナ大会ではナダルにストレート負けを喫していたベルダスコは、準々決勝でT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦する。第6シードのベルディフはこの日、第12シードのG・モンフィス(フランス)を6-1, 6-1で圧倒している。

ナダルとは対照的に、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第3シードのR・フェデラー(スイス)は順当にベスト8入りを決めている。

今大会のディフェンディング・チャンピオンでもあるジョコビッチは、S・ワウリンカ(スイス)に7-6 (7-5), 6-4で勝利したものの、コートサーフェスが伝統的なレッドクレーに戻らない限り、今大会を欠場する考えを示している。

「彼らはこのコートがレッドクレーと同じだと主張しているけど、大きな違いがあるから本当のことではないね。」とジョコビッチ。「いつも滑ってしまいます。このコートで気分を害さないのは、優勝した人だけだね。新しい体験だけど、これが最後であってほしいね。」

今大会での初戦となった2回戦では、M・ラオニチ(カナダ)にファイナルセットのタイブレークまで追い込まれていたフェデラーは、第14シードのR・ガスケ(フランス)に6-3, 6-2のストレートで快勝、ベスト8の座を手に入れている。

今大会のブルークレーについて、それほど批判的な意見ではなかったフェデラーは「ラファの気持ちは理解できるよ。彼は最初からこのコートに反対していたし、僕もそうです。彼はこのサーフェスを気に入ることはないでしょう。タフなサーフェスですし、怒りすら覚えるね。」と、自らの見解を述べている。

この他の試合の結果は以下の通り。

A・ドルゴポロフ(ウクライナ) (16) ○-× JW・ツォンガ(フランス) (4), 7-5, 3-6, 7-6 (7-2)
D・フェレール(スペイン) (5) ○-× N・アルマグロ(スペイン) (11), 7-6 (7-5), 3-6, 7-6 (10-8)
J・ティプサレビッチ(セルビア) (7) ○-× G・シモン(フランス) (9), 7-6 (7-3), 5-7, 6-1
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (10) ○-× M・チリッチ(クロアチア), 6-2, 6-4

今大会の優勝賞金は58万5800ユーロ。

(2012年5月11日10時55分)

その他のニュース

4月24日

大坂なおみ 敗退も「落ち込まない」 (12時05分)

【告知】西岡良仁vsベルグス (10時30分)

【告知】錦織圭vsブキッチ (9時27分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (8時28分)

福田創楽・住澤大輔ら 初戦突破 (7時00分)

4月23日

本玉真唯ら 日本勢6名が初戦突破 (20時48分)

綿貫陽介 第8シード撃破し初戦突破 (19時14分)

伊藤あおい 真相明かす「実は…」 (18時17分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsマッケイブ (12時40分)

大坂なおみ撃破 3度目の正直 (9時52分)

錦織圭 復帰の道のり「慣れてきた」 (8時38分)

4月22日

第5シード今井慎太郎ら 初戦突破 (23時01分)

大坂なおみ 激闘の末にクレー初戦黒星 (22時06分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsブロンゼッティ (19時41分)

18歳 木下晴結 初戦敗退 (17時55分)

ナダル受賞「特別なこと」 (16時35分)

テニスは人と人を繋ぐ 奄美大島から続く「結(ゆい)」の絆 (12時48分)

西岡良仁「全然付いていけない」 (12時30分)

大坂なおみ・内島萌夏ら 最新世界ランク (12時08分)

世界1位破りV「初日から自信あった」 (9時18分)

4月21日

世界1位に完勝 9度目V達成 (23時42分)

ダニエル太郎 シードに屈し予選敗退 (22時58分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsロイエ (21時32分)

錦織圭 初戦で世界83位と激突 (20時43分)

ズベレフ わずか1週間で2位復帰 (18時44分)

失セット0で2年ぶり18度目V (17時31分)

望月勇希 ストレート負けで準V (13時18分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (12時32分)

決勝はツアー屈指の強打対決 (11時46分)

ナダルの偉業「不可能に近い」 (10時12分)

大坂なおみ 初戦は世界58位に決定 (7時53分)

錦織圭 復帰に向け17歳と練習 (7時01分)

世界2位撃破、2年ぶり5度目V (6時23分)

ズベレフ誕生日V!7年ぶり制覇 (5時39分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!