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ナダル敗れる◇ムチュア・マドリッド・オープン

男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、賞金総額309万150ユーロ、クレー)は10日、シングルス3回戦8試合が行われ、第15シードのF・ベルダスコ(スペイン)が第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-3, 3-6, 7-5のフルセットで破る大番狂わせが起きた。

ここまでナダルに対する通算成績は0勝13敗と、1度も勝利したことがなかったベルダスコは、第1セットを2度のブレークで先制したものの、第2セットではナダルに主導権を握られ、セットオールに追いつかれてしまう。

第2セットを奪い勢いに乗るナダルは、ファイナルセット序盤でブレークに成功すると、第7ゲームで得たブレークチャンスで鮮やかなフォアハンドのウィナーを決め、ゲームカウント5-2と14度目の勝利まで目前に迫る。

しかし、ここからベルダスコが反撃に転じ2度のブレークバックに成功して5-5と試合を振り出しに戻すと、続くサービスゲームをキープして6-5とする。

ナダルのサービスゲームとなった第12ゲーム、30-40からのマッチポイントでは決められなかったベルダスコだが、2本目のマッチポイントでフォアハンドのウィナーを決めて勝利、実に14度目の対戦でナダルから勝利をもぎ取った。

ナダルがクレーコートでスペイン勢に敗れたのは、2008年のローマ・マスターズ2回戦でJ・C・フェレーロ(スペイン)に敗れて以来2度目のこと。また、この7年間でのナダルのクレーコートでの成績は215勝9敗となった。

勝利を目前としながらも敗れたナダルは「第3セット5-2として、試合をコントロールしていることは分かっていました。今日は負けるべくして負けました。試合の終わりが近づいてきたとき、どうやって終わらせればいいのか分かりませんでした。5-2の15-0で大きなミスをしてしまいましたが、それは起きてしまったこと。彼の方が良いプレーをして、僕に勝利しました。」と、肩を落とした。

またナダルは「動くことは僕にとって大切なことですし、良く動けなければ、上手くボールを打つことはできません。もし何も変わらないのであれば、来年の予定から大会が一つ減ることになるでしょう。」と、今大会で今年から採用されたブルークレーへの不満を口にしている。

「このサーフェスは試合を不安定にさせます。全く違う試合になってしまいますし、リスクは冒したくありません。」

勝利を決めた瞬間、喜びのあまりコートに倒れ込んで涙を見せたベルダスコは「クレーコートで史上最高の選手に何度も敗れてから、彼にクレーコートで勝つのは最高です。言葉がありません。自分をコントロールするのが難しいですが、勝利には満足しています。落ち着く必要がありますし、休んでから次の試合に備えます。」と、勝利の喜びを語っている。

先週行われたバルセロナ大会ではナダルにストレート負けを喫していたベルダスコは、準々決勝でT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦する。第6シードのベルディフはこの日、第12シードのG・モンフィス(フランス)を6-1, 6-1で圧倒している。

ナダルとは対照的に、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第3シードのR・フェデラー(スイス)は順当にベスト8入りを決めている。

今大会のディフェンディング・チャンピオンでもあるジョコビッチは、S・ワウリンカ(スイス)に7-6 (7-5), 6-4で勝利したものの、コートサーフェスが伝統的なレッドクレーに戻らない限り、今大会を欠場する考えを示している。

「彼らはこのコートがレッドクレーと同じだと主張しているけど、大きな違いがあるから本当のことではないね。」とジョコビッチ。「いつも滑ってしまいます。このコートで気分を害さないのは、優勝した人だけだね。新しい体験だけど、これが最後であってほしいね。」

今大会での初戦となった2回戦では、M・ラオニチ(カナダ)にファイナルセットのタイブレークまで追い込まれていたフェデラーは、第14シードのR・ガスケ(フランス)に6-3, 6-2のストレートで快勝、ベスト8の座を手に入れている。

今大会のブルークレーについて、それほど批判的な意見ではなかったフェデラーは「ラファの気持ちは理解できるよ。彼は最初からこのコートに反対していたし、僕もそうです。彼はこのサーフェスを気に入ることはないでしょう。タフなサーフェスですし、怒りすら覚えるね。」と、自らの見解を述べている。

この他の試合の結果は以下の通り。

A・ドルゴポロフ(ウクライナ) (16) ○-× JW・ツォンガ(フランス) (4), 7-5, 3-6, 7-6 (7-2)
D・フェレール(スペイン) (5) ○-× N・アルマグロ(スペイン) (11), 7-6 (7-5), 3-6, 7-6 (10-8)
J・ティプサレビッチ(セルビア) (7) ○-× G・シモン(フランス) (9), 7-6 (7-3), 5-7, 6-1
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (10) ○-× M・チリッチ(クロアチア), 6-2, 6-4

今大会の優勝賞金は58万5800ユーロ。

(2012年5月11日10時55分)

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