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男子テニスツアーのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は水曜日、シングルス2回戦4試合を行い、世界ランク5位で第1シードのJW・ツォンガ(フランス)が主催者推薦で出場のT・ハース(ドイツ)に1-6, 4-6のストレートで敗れる波乱が起きた。
2002年に自己最高位の世界ランク2位を記録した34歳のハースは、70%の確率で第1サーブを決めると、その内83%と高い確率でポイントを獲得するなど、試合を通してツォンガに1度もブレークポイントさえ与えなかった。加えて第1セットでは2度、第2セットでも1度ブレークをツォンガから奪うと、わずか59分のストレートで勝利を飾り、地元ファンの声援に応えた。
2009年のウィンブルドンの準々決勝で当時世界4位のN・ジョコビッチ(セルビア)から勝利を飾って以来となるトップ10選手からの勝利だったハースは「最高の気分です。最後にトップ10選手を下したのがいつなのか覚えていません。今日のようなプレーが出来るように練習を積んで来ましたが、こんなに最高のプレーが出来るとは思いませんでした。チャンスが訪れる度にそれを活かす事が出来ました。こんな素晴らしい勝利をまた飾れるなんて、本当に最高です。」と喜びに溢れていた。
近年は度重なる怪我に泣かされていたハースは、今大会には5年ぶりに出場しており、2005年にベスト4進出して以来の準決勝進出を懸けて、準々決勝では第8シードのM・バグダティス(キプロス)と対戦する。この日バグダティスは、予選勝者のD・ブラウン(ジャマイカ)を1-6, 6-4, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
「勝つ事が出来てとても嬉しいです。とても厳しい試合でした。彼(ブラウン)は第1セットでは素晴らしいプレーをしていました。何をしてくるか分からない選手なのです。ですから、自分自身を常にプッシュし続けました。その結果、厳しい精神戦を制する事が出来て、非常に嬉しく思います。」とバグダティスは、厳し試合を勝ち取った喜びを素直に表してした。
残る試合では、第3シードのM・チリッチ(クロアチア)がM・バッヒンガー(ドイツ)を6-3, 6-2のストレートで、第6シードのM・ヨージニ(ロシア)がS・ヒラルド(コロンビア)を6-7 (2-7), 6-4, 6-4の逆転で倒し、準々決勝へ駒を進めた。
ビッグサーブが武器のチリッチは、この試合では1度もブレークポイントをバッヒンガーに与えず、各セットで2度ずつのブレークを決めて、70分の快勝でベスト8入りを決めた。
チリッチは「彼(バッヒンガー)はとても良いサーブを打っていました。標高が高いのでボールの飛びが良く、コートはいつもより早く感じました。出だしはお互い譲らず接戦でしたが、1度ブレークに成功してから、徐々にプレーの質が上がりました。サービスは常に良いリズムで打てたので、試合を通して好調でした。」と自身のプレーに手応えを感じた。
準々決勝では、チリッチとヨージニが対戦する。
今大会の優勝賞金は7万1900ユーロ。
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