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男子テニスツアーのハイネケン・オープン(ニュージーランド/オークランド、賞金総額39万3250ドル、ハード)は9日に開幕し、シングルス1回戦3試合が行われ、第7シードのD・ヤング(アメリカ)がA・ファリャ(コロンビア)に6-4, 3-6, 3-6で敗れる波乱に見舞われた。
世界ランク40位のヤングは、第1セットではスタートダッシュを見せ4ゲームを連取し4-0とリードする。しかし徐々に調子を上げたファリャがブレークバックに成功し、4-5まで巻き返したが、続く自身のサービスゲームでこのセット3度目のブレークをヤングに許し、そのセットをヤングが奪った。
第1セットの終盤から本来のプレーが出始めたファリャは、第2セットの第3ゲームでヤングからブレークを奪うと、そのセットではヤングに1度もブレークを許さず、5-3からの第9ゲームでもこのセット2度目のブレークを決め、セットオールへと持ち込んだ。
勝敗を決める第3セットでは両者譲らぬ展開の3-4からの第8ゲームで、ヤングは痛恨のブレークをファリャに許してしまうと、このセットも4度あったブレークチャンスを1度も生かすことが出来ず、1時間58分で敗退する結果となってしまった。
試合後の記者会見でファリャは勝利の喜びを語った。
「勝つ事が出来てとてもハッピーです。今日は風が強かったのでとても厳しい条件での試合でした。お互い風には苦しみました。序盤の彼(ヤング)はとても良いテニスをしていました。足を動かす事に集中したら、徐々にプレーに自信が出て来たのです。お互いミスが目立ちました。風の強い日にはありがちな事です。それでも今日の自分のプレーには満足しています。」
ファリャはA・モンタネス(スペイン)とP・スタラーチェ(イタリア)の勝者と2回戦で対戦する。
その他、この日登場したシード選手は第6シードのT・ベルッチ(ブラジル)で、R・マシャド(ポルトガル)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下し順当に初戦突破を決めた。
世界ランク38位のベルッチは、同69位のマシャドに試合を通して7本のサービスエースを叩き出し、第1サーブでは85%の確率でポイントを獲得するなど、1度しかマシャドにブレークポイントを握らせず、そのピンチもしっかり切り抜け1時間42分で2回戦進出を決めた。
残りの試合ではS・ヒラルド(コロンビア)が主催者推薦のM・ヴィーナスを6-4, 6-3で下した。世界ランク51位のヒラルドは、同378位のヴィーナスには1度もブレークポイントさえ握らせず、ヴィーナスのサーブを第1セットでは1度、第2セットでも2度ブレークし、わずか66分で一蹴した。
ヒラルドは第2シードのN・アルマグロ(スペイン)と2回戦で顔を合わせる。
今大会、上位4シード選手は1回戦が免除されており、2回戦から登場する。第1シードはD・フェレール(スペイン)、第2シードにアルマグロ、第3シードがF・ベルダスコ(スペイン)、第4シードにJ・I・チェラ(アルゼンチン)と続く。
フェレールはA・ラモス(スペイン)とL・ロソル(チェコ共和国)の勝者と、ベルダスコはC・ベルロク(アルゼンチン)とF・ボランドリ(イタリア)の勝者と、チェラはJ・C・フェレーロ(スペイン)と予選勝者のB・ペールの勝者と、それぞれ初戦を戦う。
今大会の優勝賞金は7万1900ドル。
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