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男子テニスツアーのタイ・オープン(タイ/バンコク、賞金総額58万7000ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、世界ランク4位で第1シードのA・マレー(英国)がノーシードから勝ち上がったD・ヤング(アメリカ)を6-2, 6-0のスコアで一蹴し、見事、ATPツアー19勝目を飾った。マレーは優勝賞金10万7000ドルを獲得した。
マレーはツアーで初めて決勝に進んだヤングを圧倒し、わずか48分で撃破した。ヤングは経験不足を露呈し、凡ミスを連発した。
第1セットのマレーはいきなり2度のブレークに成功すると、4-0と大きくリードを重ねる。ヤングは2ゲームを取るのがやっとの状態で、マレーはセットポイントでスマッシュを決めると、第1セットを6-2で先取する。
第2セットに入ってもマレーは攻撃の手をゆるめず、このセットでプレーされた27ポイントのうちヤングにはわずか3ポイントしか与えず、そのまま試合に終止符を打った。最後はヤングのリターンが長くなった。
試合後、マレーは「凡ミスがほとんどありませんでした。すべての機会を利用することができ、いい試合ができました。今週では最高のプレーができました。」と話した。マレーは2005年の今大会でも決勝に進んでいたが、そのときはR・フェデラー(スイス)に敗れて準優勝に終わっていた。
しかしその後、マレーは経験を積み、今回の決勝ではヤングにその経験の差をみせつけた。だがヤングは、今回の活躍でキャリア最高となるトップ50入りを果たすとみられている。
マレーはまた「彼(ヤング)の嫌がるプレーを心がけました。彼は第1セットの中盤で盛り返してきましたが、すぐにそれを抑え込みました。」とも話している。
両者は8月の全米オープンでも対戦しており、そのときもマレーが勝っていた。しかしその前のインディアンウェルズの大会の際にはヤングが勝っていた。
試合後、22歳のヤングは完敗を認めた。「今回が初めての決勝戦でした。緊張はしていませんでしたが、自分のプレーはできませんでした。ですが今週はよい1週間になりました。目標としていたトップ50に入れましたし。彼(マレー)はすばらしいプレーをしており、なすすべがありませんでした。」
マレーはこの後、東京へ飛び、R・ナダル(スペイン)も出場する楽天ジャパン・オープンに参戦する。マレーは今週優勝したものの、コート上では何が起こるが分からない、と注意深い。「東京ではサーフェスも変わりますし、地理的にもそれほど近くはありませんので時差があります。期待はせずに、客観的でありたいと思います。」
しかし一方でマレーは今週の成果に満足しているようだ。「すばらしい1週間でした。おかげでアジアの大会ではいいプレーができそうです。」
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