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女子テニスツアーのベル・チャレンジ(カナダ/ケベックシティ、賞金総額22万ドル、カーペット)は日曜日に決勝戦を行い、第6シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)がノーシードから勝ち上がったM・イラコビッチ(ニュージーランド)を4-6, 6-1, 6-0の逆転で下し、見事、WTAツアー初優勝を飾った。25歳のザーロバ・ストリツォバは優勝賞金3万7000ドルを手にした。
試合は第1セット、イラコビッチが得意のフォアハンドで粘りのザーロバ・ストリツォバを攻め続け、このセットを53分、6-4で先取する。
第2セットに入ると、1-1からのザーロバ・ストリツォバのサービスでイラコビッチが2ポイント連取して30-0とリードする。しかしそこから戦略を変えたザーロバ・ストリツォバは、このゲームをキープして2-1とすると、その後は4ゲーム連取の猛攻で、第2セットを6-1で奪い返す。
第3セットでも勢いを失わなかったザーロバ・ストリツォバは、このセットでも6ゲームを連取し、そのまま試合に終止符を打った。
試合後、ザーロバ・ストリツォバは「第1セットの後、戦略を変えました。彼女は第2セットに入った時点で疲れているようにみえましたので、多くのボールを打たせ、走らせるようにしました。第1セットの彼女のプレーはすばらしいものでした。しかし第2セットではミスが増えていました。第3セットではもう力が残っていなかったようです。」と振り返った。
イラコビッチは「いつも以上に走りました。彼女は非常に粘り強いので、コートがとても狭く感じました。頭のよいプレーをしていました。ボールに食らいつき、ネットに出てきました。とてもいいプレーでした。」と勝者をたたえた。
ザーロバ・ストリツォバは今大会にそれほど期待しておらず、週の前半には今大会で1勝か2勝できればよい、と話していた。しかし結局は4勝して決勝まで進み、決勝でも第1セットを落としながらも粘りで逆転勝ちを決め、トロフィーを獲得していた。
これについてザーロバ・ストリツォバは「優勝できたなんて信じられません。おとぎ話のようです。今週、会場に着いた時点で疲労困憊気味でした。夏は大会に出過ぎていいプレーができていなかったのです。なので今回は大変自信になりました。もちろん来年もこの大会に参加します。2連覇したいですね。」と話した。
一方、敗れたイラコビッチは今週、絶好調で、第7シードのI・ファルコーニ(アメリカ)、準々決勝では第1シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)、準決勝では第3シードで昨年覇者のT・パスゼック(オーストリア)を撃破しての決勝進出だった。
一時はトップ50入りしていたイラコビッチだが、ここ2年間は臀部の故障に泣かされて成績を落としていた。しかし今年に入って徐々に調子を上げ、現在はトップ100に復帰している。イラコビッチはこれまでの準決勝での戦績を0勝3敗としていたが、今大会ではようやくその壁を破り、決勝進出を決めていた。しかしツアー初優勝は次回へと持ち越しとなった。
それでもイラコビッチは今週の結果に満足しているようだ。「決勝は残念な結果でした。しかし数日もすれば落ち着き、良い面だけをみているでしょう。今週は大きな勝利を挙げることができました。いいプレーができました。改善の余地はたくさんあるので、頑張り続けて、何度も決勝に進んでいきたいと思います。」
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