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男子テニスツアーのエストリル・オープン男子(ポルトガル/エストリル、賞金総額45万ユーロ、クレー)は月曜日から開幕し、初日はシングルス1回戦4試合が行われ、この日の試合で唯一登場したシード選手である第7シードのK・アンダーソン(南アフリカ)は、T・デ=バッカー(オランダ)を 5-7, 6-3, 6-2の逆転で下し、順当に2回戦進出を決めた。
世界ランク34位のアンダーソンは、同81位のデ=バッカーに接戦となった第1セットを奪われたが、第2セットから徐々にリズムに乗り、1度ブレークを奪われるも2度のブレークを奪い返し試合はフルセットへ。勝敗を決める第3セットでは、1度もブレークポイントをデ=バッカーに握らせず2度のブレークに成功するなど、2時間26分の逆転で勝利を飾った。
アンダーソンは今年最初のグランドスラムである全豪オープンでは初戦敗退だったが、直後に出場した南アフリカのSAテニス・オープンでATPツアー初優勝を飾るなど、4月4日発表の世界ランクで自己最高位の33位を記録していた。2回戦ではV・ハネスク(ルーマニア)と対戦するが、先週のバルセロナ大会の2回戦でも対戦するなど、今季すでに2度の対戦があるが、そのいずれでも敗退している。
この日の1回戦でハネスクは、地元の声援を受けるR・マシャド(ポルトガル)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。29歳のハネスクは、4本のサービスエースを記録するなど、自身のサービスゲームでは68%の確率でポイントを獲得し、1度もマシャドにブレークを許さず、第1セットでは1度、第2セットでは2度のブレークを奪い、81分でマシャドを退けた。
その他の試合では、地元からの主催者推薦対決が行われたが、J・ソウサがG・エリアスから7-6 (10-8), 2-6, 5-2とリードしたところで、エリアスが全身に痙攣を起こしてしまい、試合続行が不可能となり無念の途中棄権となった。ソウサはATPツアーでの初勝利が思わぬかたちで転がり込んだ。2回戦でソウサは第5シードのM・ラオニチ(カナダ)とI・アンドレエフ(ロシア)の勝者と対戦する。
残りの1回戦では、J・シャーディ(フランス)がA・マンナリノ(フランス)との同胞対決を6-4, 6-3のストレートで制した。シャーディは実に8本のサービスエースを叩き出し、各セット1度ずつマンナリノにブレークされるも、第1セットでは2度、第2セットでは3度のブレークに成功し1時間30分で勝利。今季ATPツアー9大会目で2度目の2回戦進出となった。シャーディは2回戦で第1シードR・ソデルリング(スウェーデン)と顔を合わせる。
今大会は、上位4シード選手が1回戦が免除されており、2回戦からの登場。第1シードはソデルリングで、第2シードがF・ベルダスコ(スペイン)、第3シードにJW・ツォンガ(フランス)、第4シードはG・シモン(フランス)と続く。
今大会の優勝賞金は7万2600ユーロ。
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