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女子テニスツアーのアンダルシア・テニス・エクスペリエンス(スペイン/マルベーニャ、賞金総額22万ドル、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、D・サフィーナ(ロシア)が第1セットの途中で負傷したため棄権、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が準決勝進出を決めた。
サフィーナは第1セット、1-3とリードされた場面で腰の治療のためにトレーナーを呼ぶ。その時点では試合の続行を決めたサフィーナだったが、結局、1-5となった時点で棄権を決めた。
試合後、アザレンカは「こんな形で勝つというのは気分がよくないものです。ディナーラに対しては尚更です。彼女は長い間、怪我に苦しんでいます。彼女には本当に同情します。早く回復して、すぐにまたプレーできるようになることを祈っています。最近、彼女はいいプレーができており、そのことをうれしく思っていただけに残念です。故障はプロツアーについてまわることですけどね。」と相手をいたわった。
一方、主催者推薦枠で出場していたサフィーナは「悲しい終わり方となりました。いいプレーができていました。腰にこれまでとは別の問題を抱えています。以前の怪我と似たような痛みですが、その痛みを最近、感じ始めていました。とても心配なので、MRI検査をしてみます。深刻な状態でないことを祈っています。念のための検査です。以前の痛みほどには強いものではないですが、嫌な感じはしています。」と肩を落としていた。
先々週、先週にわたって行われた、四大大会に次いで大きな大会であるソニー・エリクソン・オープンで優勝を飾っているアザレンカは、これで連勝を9に伸ばした。今大会でも絶好調で、1セットの中で4ゲーム以上、相手にゲームを与えていない。
そのアザレンカは準決勝で第8シードのS・エラーニ(イタリア)と対戦する。エラーニはA・ドゥルゲル(ルーマニア)を6-2, 6-2で一蹴しての勝ち上がり。
試合後、エラーニは「いいプレーができました。暑かったので、試合を早く終えることができてうれしく思っています。彼女(ドゥルゲル)には3連敗を喫していたので、今回は試合を通じて集中力を保ちました。彼女はタフな選手なので、どんなに追い込まれても持ち直してくる可能性があるんです。」と振り返った。
ドローの他の山では、第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)がL・アルアバレナ・ベチーノに6-1, 6-2で圧勝し、準決勝に駒を進めた。クズネツォワは準決勝でI・C・ベグと対戦する。ベグは準決勝でK・ザコパロバ(チェコ共和国)を6-3, 6-3で下しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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