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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、チリとアメリカの対戦(チリ/サンティアゴ、クレー)は4日、シングルス2試合が行われ、第1試合で先勝したアメリカに対しチリが第2試合を勝利、1勝1敗のタイで対戦初日を終えた。
この日のオープニングマッチには、2年ぶりにアメリカ代表に復帰したA・ロディック(アメリカ)が登場、2004年のアテネオリンピックの金メダリストであるN・マス(チリ)を6-2, 4-6, 6-3, 6-4で破り、アメリカに1勝目をもたらした。
久しぶりにデ杯での勝利となったロディックは「コートに出て、再び戦いの場に戻れて楽しかったよ。」と、2009年以来となるアメリカ代表での試合の感想を述べた。
続く第2試合では、世界ランク165位のP・カプデビル(チリ)が同35位のJ・アイズナー(アメリカ)に6-7 (5-7), 6-7 (2-7), 7-6 (7-3), 7-6 (7-5), 6-4の大逆転で勝利、地元観客の声援に応える番狂わせを演じて見せた。
チリのエースとして出場しているカプデビルは「2セットダウンから勝利するのは、どんな時でも本当に難しいこと。全てのポイントでみんなが叫んでくれて、疲れを感じませんでした。常に自分自身に“行ける、出来るぞ”と言い聞かせ、それが出来ました。」と、喜びのコメントを残した。
この日がデビスカップ監督としてのデビュー戦となったアメリカ代表のJ・クーリア(アメリカ)は、初日の結果に驚きを見せなかった。「2人の選手を誇りに思うし、結果は想定の範囲内です。我々は結果をコントロールできませんが、私達は努力の量はコントロールできます。今日のアンディとジョンは、素晴らしい奮闘を見せてくれました。」と、選手をねぎらった。
また、クーリアは「ポールには兜を脱がなきゃいけないね。この1週間、チリには勝ち目がない、勝ち目がないと聞かされてきたけど、今度は我々がその目にあうかもしれない。」と、チリに対し警戒を強めた。
土曜日に行われるダブルスでは、アメリカからB・ブライアン(アメリカ)とM・ブライアン(アメリカ)の世界トップコンビが、チリからはJ・アギラール(チリ)とマスのコンビが出場する予定となっている。
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