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男子テニスツアーのモビスター・オープン(チリ/ヴィニャ・デル・マール、賞金総額39万8250ドル、クレー)は水曜日、シングルス2回戦4試合を行い、前年度チャンピオンで第3シードのT・ベルッチ(ブラジル)がR・マシャド(ポルトガル)を7-5, 1-6, 6-1で退けるなど、シード勢が順当にベスト8進出を決めた。
世界ランク31位のベルッチは同87位のマシャドから接戦の末第1セットを奪うが、第2セットでは一気に失速してあっと言う間にマシャドに奪い返されてしまう。第3セットは気持ちをリセットし直したベルッチが2度のブレークを奪い1時間53分で勝利、開幕戦のオークランド大会に続いて今季2度目の8強入りを決めた。
「とてもハッピー。1つの大会で2回続けて勝利できるのはいつも嬉しいこと。1回戦ほど簡単な試合ではなかったけど、良いテニスはできたし、勝つために必要なことも今日はできたと思う。それに大切なことは勝ったと言う結果さ。」とベルッチは試合を振り返って喜びを語った。
準々決勝でA・ラモス=ビノラスを3-6, 7-5, 6-4の逆転で倒した第7シードのF・フォニュイーニ(イタリア)と対戦するベルッチは「ジュニアの頃から一緒だったからファビオ(フォニュイーニ)のことはとても良く知っている。他の試合と同じで、きっと難しい試合になるはず。試合を楽しみにしているし、決勝の舞台へ一歩でも近づくように努力するのみ。」と次戦への思いを付け加えていた。
その他の試合では第6シードのT・ロブレド(スペイン)もR・メロ(ブラジル)を6-0, 7-6 (9-7)のストレートで下した。第1セットをあっさり先取したロブレドだったが第2セットはメロに序盤でブレークを奪われる。2-5とリードされた時には自身のサーブでブレークポイントとなるセットポイントを握られるも、そこから挽回してタイブレークへ持ち込み1時間24分で勝利を飾った。
ロブレドは「今日の試合の良くなかったところは、スタートが良過ぎたところ。第1セットを簡単に取ることは意外と危険。第2セットは先にブレークを許しセットポイントまで握られてからタイブレークに持ち込んで、それも7-2で勝つべきだったのに、そこも挽回されそうになった。この試合展開は良くないね。」と反省しきりだった。
ロブレドはM・ゴンサレス(アルゼンチン)と準々決勝で顔を合わせる。ゴンサレスはJ・ソウサを4-6, 6-3, 6-1の逆転で破り2009年9月以来となる準々決勝へ駒を進めた。
今大会の優勝賞金は6万8850ドル。
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