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女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額22万ドル、ハード)は土曜日に決勝戦を行い、第7シードA・クドリャフツェワ(ロシア)が第4シードで同胞のE・ヴェスニナ(ロシア)を6-4, 6-4のストレートで下し、見事、WTAツアー初優勝を飾った。クドリャフツェワは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
クドリャフツェワは第1セットの第7ゲームでヴェスニナのサービスブレークに成功、そのまま同セットを6-4で奪う。
第2セットではブレーク合戦があった後、再び第7ゲームでクドリャフツェワがブレークに成功、そのまま同セットを6-4で奪うと、試合に終止符を打った。最後はサービスエースで締めくくった。
試合後、クドリャフツェワは「緊張していた。勝てるとは思っていなかった。プレッシャーがすごかった。でもサービスのおかげで勝てた。スコアだけみると簡単な試合なようにみえるけど、実際はタフだった。」と話した。
「故郷のように思える場所が好きで、この土地もそう。ロシア語を話す人がたくさんいる。来年も戻ってきたい。今年のすてきな思い出がよみがえってくるはずだから。ランキングが上がってもまた優勝しに戻ってきたい。」
クドリャフツェワは先週の広州国際女子オープンで準優勝しており、今週も好調なプレーを続けた。
一方、ヴェスニナは7月のイスタンブールの大会に続いて今季2度目の決勝進出だったが、またもや準優勝に終わった。イスタンブールでは同胞のA・パブリュチェンコワ(ロシア)に敗れていた。
ヴェスニナはこれまでツアーで4度決勝に進み、いずれも準優勝に終わっている。「決勝までのプレーのようにいいプレーができなかった。彼女(クドリャフツェワ)には初優勝おめでとうと言いたい。すばらしいプレーをしていた。」
ダブルスの決勝では、A・パノワ(ロシア)/T・プーチェック(ベラルーシ)組が、第1セットを1-3とリードされたものの、6-3, 6-4でA・ドゥルゲル(ルーマニア)/M・リバリコワ(スロバキア)組を下し、見事、優勝を飾った。パノワはツアー初優勝で、プーチェックはツアー7度目のダブルスタイトルを獲得した。
試合後、パノワは「信じられない。特別な勝利ね。これからも一緒にプレーを続けるつもり。いい結果がでている限りはペアを続けていきたい。」と話した。
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