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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会10日目の1日、女子シングルス準決勝が行われ、第21シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)がノーシードのT・ピロンコバ(ブルガリア)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、自身初となるグランドスラム決勝進出を果たした。
2009年の全豪オープン以来となるグランドスラム準決勝の舞台に臨むズヴォナレーワは、第1セット第6ゲームでピロンコバにこの試合初めてのブレークを許してしまうと、挽回することなく第1セットを奪われてしまう。
第2セットに入ると今度はズヴォナレーワが第6ゲームでブレークに成功、そのまま1本のブレークチャンスをピロンコバに与えることなくサービスゲームをキープし続け、試合はファイナルセットに突入する。
天王山となった第3セット、ズヴォナレーワは第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第5ゲームでもブレークに成功しゲームカウント4-1と大きくリードを奪う。
このまま突き放したいズヴォナレーワは、自らのサービスゲームである第6ゲームで15-40と2本のブレークピンチに直面したものの、ここから4ポイントを連取し5-1とさらにリードを広げる。
続くゲームをピロンコバにキープされたズヴォナレーワは、サービング・フォー・ザ・マッチで迎えた第8ゲームをきっちりとキープ、1時間46分で試合に終止符を打った。
今大会では2003年と2004年の4回戦進出が最高成績だったズヴォナレーワは、自身初となるグランドスラム決勝で第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)とP・クヴィトバ(チェコ共和国)の勝者とタイトルを争う。
試合後の会見でズヴォナレーワは「ウィンブルドンのセンターコートで決勝を戦うことは夢の一つでした。大会が終わったときに、決勝に進むことが出来て夢の一つを叶えたことに気付くでしょう。」と初のグランドスラム決勝進出の喜びを語った。
一方で敗れたピロンコバは「とても大きな経験でした。ウィンブルドンの準決勝に進出するなんて夢のようです。もちろん決勝には進みたかったですが、今年は無理だったのでしょう。多くを学びましたし、もっと練習に励みます。」と敗戦にも前向きなコメントを残して大会を去った。
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