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男子テニスツアーのユニセフ・オープン男子（オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額４５万ドル、芝）は１６日、シングルス２回戦６試合が行われ、第２シードのＭ・バグダティス（キプロス）、第３シードのＴ・ロブレド（スペイン）、そして第４シードのＶ・トロイキ（セルビア）といった上位陣が揃って敗退するという波乱の１日となった。

世界ランク８８位のＰ・ルクザック（オーストラリア）がバグダティスを7-5, 6-1のストレートで下し、今季３度目となるツアーベスト８入りを果たしている。この試合でルクザックは、自身のサービスゲームでは７割を超す確率でポイントを奪い、バグダティスにチャンスを与えなかった。

Ｓ・グロイル（ドイツ）はロブレドを6-1, 6-4で破り、３度目の対戦にしてロブレドから初勝利を挙げている。

また全仏オープン１回戦で錦織圭（日本）に敗れているＳ・ヒラルド（コロンビア）が、Ｖ・トロイキに6-4, 6-4と７７分で勝利、今季２度目となるツアー８強入りを果たしている。

この他のシード勢は順当に勝ち上がりを決めている。

第７シードのＪ・ティプサレビッチ（セルビア）はＡ・クレマン（フランス）に3-6, 6-1, 6-3で、第８シードのＢ・ベッカー（ドイツ）はＨ・コンチネンに6-2, 6-1で勝利、ベスト８入りを決めた。

残る試合はノーシード勢同士の対戦となり、Ｓ・スタコフスキ（ウクライナ）がＩ・シスリングを6-2, 7-6 (7-4)で下し、準々決勝進出を決めた。

今大会の優勝賞金は７万２１５０ドル。