- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

元王者サフィンが引退、12年のキャリアに幕◇BNPパリバ・マスターズ

試合中に怒り狂い、大声を上げながらラケットを叩きつける姿が愛された元王者のM・サフィン(ロシア)。グランドスラム通算2勝、そしてデビスカップでの優勝という輝かしい実績を残したサフィンが、その12年のキャリアに幕を下ろした。

現在開催中のBNPパリバ・マスターズ3回戦、第5シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦したサフィンは、この試合に4-6, 7-5, 4-6のフルセットで敗退、プロ選手としての最後の大会を終えた。

「多くの人は僕がハードワーカーじゃないと思っているけど、僕がどれだけテニスに打ち込んでいたかコーチ達に聞いてみるといい。彼らは皆が思っていることと、全く反対のことを言うだろう。」

現在29歳のサフィンが初めて見出しを飾ったのは、1998年の全仏オープンでA・アガシ(アメリカ)G・クエルテン(ブラジル)らを破り4回戦に進出したときだった。その1年後に初のATPタイトルを手に入れたサフィンは、2000年のUSオープン決勝でP・サンプラス(アメリカ)を決勝で破り、初のグランドスラム制覇を成し遂げていた。

2000年11月に世界ランク1位の座を射止めたサフィンであったが、その後は怪我や長い間トップにいることの弊害が彼を苦しめた。2005年の全豪オープンで2度目のグランドスラム優勝を果たすまで、2度のメジャー決勝に進出していたサフィンだが、いずれもそのチャンスを逃していた。

「24-7には本当に辟易していた。これこそ僕が嫌いなもの。多すぎだね。脳みそが休まる暇もないんだよ。一度トップ10になって150位まで落ちることもできるし、そこからカムバックするのは困難だ。とても大変な生活だよ。」

キャリアを振り返ったサフィンは、2つの敗戦の結果だけは変えたいと思っているようだ。「全仏オープン準決勝のJ・C・フェレーロ(スペイン)戦と、全豪オープン決勝のT・ヨハンソン(スウェーデン)戦」と語ったサフィン。この2つの敗戦は、いずれも2002年に経験したもの。

この年にサフィンは、22歳の誕生日にヨハンソンに敗れる苦い思い出がある。しかし、パリで行われたデビスカップ決勝で母国の勝利に貢献し、ロシアに世界一の座をもたらしてもいた。

パリについてサフィンは「ここは僕にとって始まりと終わりの場所。ここよりも引退にふさわしい場所が見つけられなかった。フランスのファンは本当に素晴らしいし、完璧にテニスを理解しています。」と現地のファンに賞賛を述べた。

このパリで行われるマスターズで通算3勝を挙げているサフィンであるが、2005年の全豪オープン以来タイトルからは遠ざかっており、サンクトペテルブルク大会での準決勝進出が今季の最高成績となっている。

試合後のセレモニーでサフィンは「全ての思い出や、勝利も敗戦も小さな箱にしまいたいと思います。今日でドアは閉じましたが、また違うドアが開くことを祈っています。」と大会から贈られたトロフィーを手に語ったサフィン。そのトロフィーには、鍵が埋め込まれていた。

引退セレモニーでは、M・ロセ、Y・エル・アイナウイ(モロッコ)A・コスタ(スペイン)らサフィンと親交のある何人かの選手がコート上に登場した。

「ユーネスやマルク、そしてアルベルトにここで会えるなんて本当に特別な感覚だ。僕らは一緒に楽しんでいた仲なんだ。彼らがさよならを言いに来てくれる事は、たくさんの意味があるよ。」

歯に衣着せぬ発言をすることでも知られるサフィンは、セレモニーに登場した何人かの選手についてもコメントした。

「もちろん、コートに来てくれた皆に会えたことは素晴らしいことだよ。だけど、ATPがそれを強制してなければいいんだけど。なぜなら、僕が予想していない人もいるからね。」

現役最後となった試合でサフィンは、ベースラインからのウィナーやネット際での繊細なタッチ、そして強烈なファーストサーブなどを余すとこなくパリの観客に披露した一方で、無茶苦茶な凡ミスやラケットを投げ捨てたりもした。

マッチポイントが決まり、デル=ポトロがサフィンとネットは挟んで抱き合っている間、パリの観客はスタンディング・オベーションを贈り続けていた。

気になる今後の計画についてサフィンは「スポーツマンはスポーツマンでいる間は素晴らしい。その後は、少し大変だと思うよ。テニス選手から何かになるのは難しいことさ。さらに時間が経ちすぎると、ただの元テニス選手になってしまう。」と、いまだ不透明な自分の未来について語った。

(2009年11月12日13時34分)
その他のニュース

7月15日

世界16位が婚約を発表 (21時06分)

シャラポワに次ぐ快挙でトップ5入り (19時56分)

世界10位 負傷によりツアー離脱 (18時48分)

ダニエル太郎 世界493位に逆転負け (16時48分)

モンフィス×キリオス 複出場へ (14時45分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsエルナンデス (14時20分)

シナー BIG4以外で初の大台到達 (13時53分)

日比野菜緒 ストレート負けで初戦敗退 (9時28分)

内島萌夏 5大会連続で初戦敗退 (8時13分)

ジョージ王子 日本企業のラケット使用  (6時05分)

7月14日

シナーとアルカラス 2強時代突入へ (20時47分)

望月慎太郎と坂本怜、自己最高位更新 (18時42分)

大坂なおみ 世界49位で日本勢トップ (18時41分)

宮澤紗希乃 ウィンブルドンU14優勝 (11時08分)

王者のプレーに「驚きない」 (8時47分)

シナー「一番誇りに思うのは…」 (7時40分)

3連覇逃すもライバルを祝福 (5時03分)

初Vシナー「夢のよう」 (4時15分)

シナー 逆転勝ちでウィンブルドン初V (3時24分)

【1ポイント速報】シナーvsアルカラス (1時16分)

徳田廉大 2週連続VでITF14勝目 (0時54分)

7月13日

小田凱人「耐えた」アウェーで逆転V (22時20分)

小田凱人 ウィンブルドン2度目V (21時29分)

【1ポイント速報】小田凱人vsヒューエット (19時02分)

惨敗「こんな展開になるなんて…」 (7時12分)

女王 母国メディアを非難 (6時02分)

決勝で完敗、涙の準V (2時28分)

衝撃の完封V「夢にも思わなかった」 (1時55分)

歴史的完勝でウィンブルドン初V (1時08分)

【動画】ダニエル太郎 逆転負け、最後のリターンはわずかにアウト (0時00分)

【1ポイント速報】シフィオンテクvsアニシモワ (0時00分)

7月12日

準V上地結衣「勝ちたかった」 (21時35分)

上地結衣 準Vで偉業逃す (20時50分)

【1ポイント速報】上地結衣vsワン (19時00分)

ジョコ 決勝はアルカラス有利と見解 (14時32分)

45歳 16ヵ月ぶりツアー復帰 (10時33分)

アルカラス「精神的有利はない」 (9時19分)

シナー「全仏後、かなり練習した」 (7時24分)

ジョコ敗退も「終わらせる気はない」 (6時05分)

ジョコ 8年ぶり決勝進出逃す (2時57分)

シナー、ジョコ破り初V王手 (2時55分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 男子準決勝 (0時53分)

アルカラス 熱戦制し3連覇に王手 (0時29分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!