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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会11日目の10日、男子シングルス準々決勝が行われ、第6シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が、第16シードのM・チリッチ(クロアチア)を4-6, 6-3, 6-2, 6-1の逆転で下し、自身2度目となるグランドスラム準決勝に勝ち進んだ。
世界ランク6位であるにも関わらず、この日初めてセンターコートでの試合となったデル=ポトロは「こんな観客の前でのプレーするって素晴らしいね。こういった形で実現できて嬉しいよ。」と、その興奮を語っている。
第1セットを失い、第2セットでも序盤にチリッチにブレークを許してしまいゲームカウント1-3と苦しい展開を強いられたデル=ポトロであったが、そこから5ゲームを連取し逆転で第2セットを奪いセットオールとすると、続く第3、第4セットでもチリッチを圧倒、2時間33分で今大会では初となるベスト4進出を果たした。
今季の全仏オープンに続きメジャー4強入りを果たしたデル=ポトロは、準決勝で第3シードのR・ナダル(スペイン)か第11シードのF・ゴンサレス(チリ)のいずれかと決勝進出を争う。「僕の夢はこの大会で優勝することです。とても近づいていますが、まずは準決勝に集中しています。誰が来てもタフな相手ですし、僕のように彼らも勝ちたいでしょう。今はこの試合を楽しんで、次の試合で何が出来るか考えたいと思います。」と、来る準決勝について語っている。
一方、デル=ポトロより5日間だけ年上のチリッチは、4回戦で第2シードのA・マレー(英国)を破り自身初のグランドスラム8強入りを果たしたものの、その先には到達できなかった。「アンディはデル=ポトロよりパワフルではなかった。それに今日は少し暑くて、ボールのバウンドがとても高くなっていた。」と、試合を振り返った。
「今日のようなスタートは出来ないね。他の事を考えていたし、天気も悪かった。だけど天気は両方の選手にとって悪かったんだ。次の試合からは、最初から最後のポイントまで集中して、自分の試合をするだけさ。」と語ったデル=ポトロ。悲願のグランドスラム制覇まで、あと2勝に迫っている。
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