女子テニスツアーのガシュタイン女子(オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額22万ドル、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのA・コルネ(フランス)がB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)を6-4, 2-6, 6-2で振り切り、準決勝進出を決めた。
世界ランク28位のコルネはサーブの調子がよく、また第3セットでは2度あったブレークポイントの両方を奪い、第1シードの意地を見せた。
今大会で残っている唯一のシード選手であるコルネは、2月以降、2試合連続で勝ったことがなく、スランプ気味だったが、今大会では復調の兆しを見せている。
コルネは準決勝でI・オラル(ルーマニア)と対戦する。オラルは第6シードのM・リバリコワ(スロバキア)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。オラルは2年ぶりのツアー準決勝進出となっている。
その他の準々決勝ではA・ペトコビッチ(ドイツ)が第7シードのA・グローネフェルド(ドイツ)を6-7 (6-8), 6-3, 6-1の逆転で下し、ベスト4進出を決めた。ペトコビッチのツアーベスト4入りは初めてのこと。
グローネフェルドは先週のイタリアでのパレルモ国際女子でベスト4入りを果たしていたが、準々決勝では11本のダブルフォルトを犯し、第3セットのサービスゲームではわずかに6ポイントしか奪えないという状態だった。
世界98位のペトコビッチは準決勝でY・シュウェドワ(カザフスタン)と対戦する。シュウェドワは準々決勝でY・モイスバーガー(オーストリア)を6-2, 6-3で一蹴している。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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