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テニスのグランドスラム大会である全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会最終日の7日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が第23シードのR・ソデルリング(スウェーデン)を6-1, 7-6 (7-1), 6-4で破り、全仏オープン初制覇を成し遂げた。
今回で4年連続となる決勝進出を果たしていたフェデラーは、第1セットでいきなり4-0とリードを奪うと、第7ゲームでこのセット3度目のブレークに成功し、わずか23分で第1セットを先取する。
続く第2セットはお互いにサービスキープが続き、タイブレークに突入する。タイブレークでは1ポイントずつを分け合い1-1となったところからフェデラーが一気に6ポイントを連取し、2セットアップとリードを広げる。
そして第3セット、第1ゲームでいきなりソデルリングのサービスゲームをブレークしたフェデラーは、第4ゲームでこの日最初のブレークピンチを迎えるがこれを切り抜けると、残るサービスゲームではソデルリングに付け入る隙を与えずしっかりとキープ、ゲームカウント5-4で自らのサービスゲームを迎えた。
フェデラーのサービングフォーザマッチとなった第3セット第10ゲーム、ソデルリングがブレークポイントを握ったが、フェデラーがそれをしのぐと、ついにその瞬間を迎えた。マッチポイントでソデルリングのリターンがネットにかかると、フェデラーはその場でひざを着き、喜びを爆発させた。
この勝利で通算14個目のグランドスラムタイトルを手に入れたフェデラーは、P・サンプラス(アメリカ)が持つグランドスラム最多勝利数に並ぶだけでなく、1999年のA・アガシ(アメリカ)以来となる史上6人目の生涯グランドスラム達成した。
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