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テニスのグランドスラム大会である全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会4日目の27日、女子シングルス2回戦が行われ、ツアーに復帰したばかりのM・シャラポワ(ロシア)が、第11シードのN・ペトロワ(ロシア)に6-2, 1-6, 8-6で勝利、3回戦に進出した。
ノーシードのシャラポワは、第1セットで5ゲームを連取しセットを先取したが、続く第2セットではペトロワに2度のブレークを許しセットオールに追いつかれてしまう。第3セットではペトロワに2-4とリードされたが、ブレークバックに成功し4-4に追いつく。その後はサービスキープの展開が続いたが、第14ゲームでブレークに成功したシャラポワが勝利、試合時間は2時間12分だった。
接戦で敗れたペトロワは「長い間ツアーから離れていたにもかかわらず、彼女は最後まで戦い抜く意志を見せたわ。全てを終わらせることが出来たのに、そのチャンスを逃して残念だわ。自分のショットを疑わないことがもっと良い選手になって、タイトルを獲るために必要なことね。だけど、マリアは彼女がチャンピンオンということを見せてくれた。彼女のボールには自信とパワーが込められていたわ。」と脱帽した。
一方のシャラポワは「ああいった試合は私にとって本当に重要よ。望んだよりも長い時間をコートで費やしたけど、多くの新しいことを学ぶことができたわ。長い間プレーをしていなくて、あのような状況になったら、たくさんのことを取り戻せたわ。自分の力でたくさんの挑戦の必要があった素晴らしい試合でした。」と試合を振り返ると共に、完全復活への手応えを感じていた。
この日のシードダウンの犠牲者となったのはペトロワだけではなかった。第15シードの鄭潔(中国)は、予選を勝ち上がってきた若干16歳のM・ラシェール・ダ・ブリートに4-6, 3-6のストレートで敗れ、早くも大会を去ることとなった。
第1シードのD・サフィーナ(ロシア)は、予選勝者のV・ディアチェンコ(ロシア)に対しいきなり5ゲームを連取、ダブルベーグルで完勝した1回戦から数えて17ゲーム連取をするなど、この日も好調を維持し6-1, 6-1で快勝した。
昨年は準優勝に終わっていたサフィーナは「とても良いスターが切れたわ。今日は良いゲームが出来たし、勝つために十分良かったわ。」と試合を振り返った。
この他のシード勢では、第9シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)がK・バロア(ドイツ)を7-6 (1), 7-5で下しているほか、ディフェンディング・チャンピオンで第8シードのA・イバノビッチ(セルビア)がT・タナスガーン(タイ)を6-1, 6-2で下すなどし、3回戦に駒を進めている。
また、前日に消化し切れなかったシングルス1回戦も再開され、第21シードのA・コルネ(フランス)が、M・アニ(エストニア)を
この他の試合の結果は以下の通り。
L・サファロバ(チェコ共和国) vs. V・ウィリアムズ(アメリカ) (3), 7-6 (7-5)
D・チブルコワ(スロバキア) (20) ○-× K・フリッペンス(ベルギー), 6-1, 6-0
C・スアレス・ナバロ(スペイン) (22) ○-× L・フラデカ(チェコ共和国), 6-2, 6-4
N・リー(中国) (25) ○-× T・バシンスキー(スイス), 6-1, 6-4
A・パブリュチェンコワ(ロシア) (27) ○-× J・コイン(フランス), 6-2, 7-6 (7-2)
A・サバイ(ハンガリー) (29) ○-× E・ヴェスニナ(ロシア), 6-2, 6-0
I・ベネソバ(チェコ共和国) (32) ○-× A・クドリャフツェワ(ロシア), 6-1, 6-2
A・レザイ(フランス) ○-× P・エルコグ(スロベニア), 3-6, 6-4, 6-2
G・ドゥルコ(アルゼンチン) ○-× A・グローネフェルド(ドイツ), 7-6 (7-5), 0-6, 6-2
Y・シュウェドワ(カザフスタン) ○-× A・ルス(オランダ), 6-0, 6-2
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ) ○-× A・アマンムラドワ(ウズベキスタン), 6-3, 6-7 (3-7), 7-5
今大会の優勝賞金は106万ユーロ。
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