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女子国別対抗戦のフェドカップの1回戦が各地で今週末に行われる。これまでフェドカップ史上最高の17回の優勝を誇るアメリカは、地元へアルゼンチンを迎えてワールド・グループⅠの初戦を行う。
そのアメリカ・チームはダブルスの世界ランク1位のL・フーバー(アメリカ)、シングルス世界ランク75位のJ・クレイバス(アメリカ)、同105位のJ・ディティ(アメリカ)、同151位のM・オーディン(アメリカ)の布陣で、アリゾナ州サプライズで準決勝進出を狙う。1999年と2000年に連覇してから優勝のないアメリカは、2003年の準優勝以来となる決勝進出を狙い新監督であるMJ・フェルナンデスの元、チーム一丸となり総力戦で臨む。
フェルナンデスはV・ウィリアムズ(アメリカ)とS・ウィリアムズ(アメリカ)へ出場要請を行ったが、いずれも承諾を得られず、エースとしてランク40位のB・マテック(アメリカ)を要したが、オフシーズンに痛めた左臀部の怪我のため直前で欠場を表明する苦しい状況。代わって17歳で伸び盛りのディティを起用した。
一方のアルゼンチンは、世界ランク44位のG・ドゥルコ(アルゼンチン)をエースとし、同134位のB・ホザミ(アルゼンチン)、同181位のS・エスペロン、同462位のA・サルーの布陣で臨む。ランキングこそ低いアルゼンチンだが、これまでのフェドカップでは7連勝を記録し、ワールド・グループⅠ入りを果たしている。
両国の勝者は準決勝でスペインとチェコの勝者と対戦する。スペインはエースに全豪オープンでベスト8入りを果たしたC・スアレス・ナバロ(スペイン)を起用し、世界ランク66位のN・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)、同68位のMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)、同74位のL・ドミンゲス=リノ(スペイン)の布陣。
スペインを迎え撃つチェコは、世界ランク35位のI・ベネソバ(チェコ共和国)、同42位で全豪の前哨戦のホバートで初優勝を飾ったP・クヴィトバ(チェコ共和国)、同51位のL・サファロバ(チェコ共和国)、ダブルス・ランキング7位のK・ペシュキ(チェコ共和国)のメンバー。
今年の第1シード国は2連覇中のロシアで、地元モスクワで中国と対戦する。ロシアは同4位のE・デメンティエワ(ロシア)、同7位のS・クズネツォワ(ロシア)、同19位のA・チャクエタゼ(ロシア)、同28位のA・クレイバノワ(ロシア)の強力な布陣で3連覇へ臨む。
中国はエースの鄭潔(中国)が全豪オープンで痛めた手首の怪我で欠場する苦しい展開。同119位のヤン・ツー(中国)、同273位のS・ザン、同275位のスン・ティエンティエン(中国)でロシアの胸を借りる。
残る1回戦はフランスがイタリアを地元へ迎える。同14位のA・コルネ(フランス)がエースのフランスは、同23位のA・モレスモ(フランス)、同58位のN・デシー(フランス)、同85位のS・ブレモン(フランス)で、イタリアは同12位のF・ペネッタ(イタリア)、同38位のF・スキアボーネ(イタリア)、同34位のS・エラーニ(イタリア)、同81位のR・ビンチ(イタリア)。
ワールド・グループⅡにいる日本は、敵地セルビアで世界ランク3位のJ・ヤンコビッチ(セルビア)、同8位のA・イバノビッチ(セルビア)を擁するセルビアと対戦する。対する日本は杉山愛(日本)をエースに、86位で伸び盛りの森田あゆみ(日本)、139位の中村藍子(日本)、173位の藤原里華(日本)の布陣。セルビアは他に同269位のA・ヨバノビッチ、同288位のB・ヨバノバスキを起用している。
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