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ファミリー・サークル・カップ(米国サウスカロライナ州、ティア1、賞金総額134万ドル、クレー)は木曜日、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)がT・ペレビニス(ウクライナ)を7-5, 6-2のストレートで下し、ベスト8進出を決め、S・ウィリアムズ(アメリカ)と準々決勝で対戦する。
ランキング4位のシャラポワは、年初の全豪オープンを含む3大会で優勝を飾り、今季ここまでの成績を22勝1敗と好調を続けている。先週は、ボシュ・ロム選手権で自身初となるクレーでのタイトルも獲得しており、全仏オープンへ向けて順調な調整ぶり。準々決勝では、第5シードのS・ウィリアムズと顔を合わせる。
セリーナはこの日、第12シードのK・シュレボトニック(スロベニア)を4-6, 6-4, 6-3の逆転で退けての勝ち上がりで、シャラポワとベスト4進出をかけて争う。両者の対戦成績は4勝2敗でセリーナが一歩リードしているが、両者のクレーでの対戦はこれが初めてで、クレーを苦手とするセリーナに対してクレーでも好調を維持しているシャラポワとの勝敗の行方は、全く予測ができない。
今大会トップ・シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)も、A・ロディオノワ(ロシア)を6-0, 6-2と、わずか52分で勝利を物にした。昨年のチャンピオンで、今大会2連覇を狙っているヤンコビッチは、今シーズンこれまでタイトル獲得には至っておらず、今季初優勝へ向けて、第9シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)と準々決勝で対戦する。ズヴォナレーワは第6シードのM・バルトリ(フランス)を6-4, 4-6, 6-1で下しての勝ち上がり。
その他の結果は、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)が第13シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)を6-4, 7-5で、第10シードのA・サバイ(ハンガリー)が、昨年準優勝だった第8シードのD・サフィーナ(ロシア)を6-2, 7-5で下してベスト8入りを決めた。ノーシード同士の対戦だった、A・コルネ(フランス)対S・シルステア(ルーマニア)は、コルネが6-1, 7-5でシルステアを退け準々決勝へ進んだ。
この日のナイトセッションでは、第7シードのP・シュニーダー(スイス)が第11シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と3回戦を行う。
シングルスに続いて行われたダブルスでは、第2シードの杉山愛(日本)/シュレボトニック組が2回戦に臨み、B・マテック(アメリカ)/V・ウリロワ組を6-4, 6-1で下しベスト8入りを決めた。
今大会の優勝賞金は、シングルスは19万6千900ドル、ダブルスは5万9千ドル。
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